診療720日目、光学印象の勉強会
2025年5月1日
こんにちは、椎名町駅えがお歯科です。
「Primescanでデジタルデンティストリーの世界へ」
歯科業界では近年“光学印象”という言葉が飛び交っております。
光学印象とは、レーザーなどの光を利用して、口腔内を直接スキャンし、3Dデジタルデータとして
歯型を採取する技術です。従来の印象材で型取りする代わりに、カメラで撮影することで、高精度で迅速な歯型採取が可能です。
光学印象のメリットは多いのです!✨
- 高精度:
従来の印象材では、材料の収縮や変形によって精度が落ちることがありましたが、光学印象ではより正確なデータが得られます。 - 短時間:
従来の印象材では、材料を練ったり硬化する時間を待ったりする必要がありましたが、光学印象ではスキャンするだけで3Dデータが取得できるため、時間が短縮されます。 - 患者さんの負担軽減:
従来の印象材では、嘔吐反射を起こす可能性がありましたが、光学印象では口腔内への接触が少ないため、不快感が少ないです。 - データの長期保存:
スキャンデータはデジタルで保存できるため、劣化の心配がなく、繰り返し利用できます。
ということで、椎名町駅えがお歯科では、診療終わりにデモンストレーションをお願いしました。
まずは商品の概要を伺いました!
実際に光学印象を体験させていただきました。
持ち方にも好みや取りやすさがあると、
院長も衛生士も体験してみました。
ほぼ同時に画像の読み込みができるので、
確認しながら印象がとれる安心感があります。
従来、型取りとは文字通り、患者様のお口の中に材料を入れてとらせていただいています。
今もえがお歯科ではこちらの方法です。材料の進化はあれど、「不快」に感じる方はやはり少なくありません。
また、型取りをする技術者の腕、型取り後の石膏を注ぐ技術者の腕も重要になってきます。
歯科業界だけでなく、「誰でも一流のことができるように」という技術革新は目覚ましいですね!
大変勉強になりました☺️