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診療784日目、フルーツの甘さは体にいいのか

2025年8月5日

こんにちは、椎名町駅えがお歯科です。

 

お砂糖を摂り過ぎ→むし歯は小さな子どもだって知っていますが、

もう一歩二歩、深いお砂糖のことをお伝えします。

近年では品種改良も進み、どの「フルーツ」も甘くて美味しくなりましたね。

みなさんもお好きなフルーツの一つや二つが、必ずあるのではないでしょうか。

 

「フルーツの甘さは歯や体にいいのでしょうか?」

フルーツの糖分については、歯科医療従事者だけでなく、一般市民の方も疑問に思っている方が多いようです。

今回は皆さんのフルーツに関する疑問が解決できるように、シェアしていきたいと思います!

 

フルーツ、くだもの、果実類、水菓子?言い方はいろいろ

いわゆるフルーツは食品分類上では「果実類」といいます。

現在は一般的に「くだもの」といわれることが多いですが、古くは「水菓子」といわれていた時代もありました。

 

砂糖が庶民の間にも徐々に広まりはじめる江戸時代には「人が手を加えて甘く作った食べ物」を

「菓子」というようになりました。同じ「甘いもの」でも「水菓子」と「菓子」は区別されており、

どちらも間食の一つとして親しまれていました。

 

日本人のフルーツの1日摂取量はどのくらい?

フルーツに関しておもしろいデータがあるので、ここで一つ紹介します。

こちらのグラフは「一人当たりの果実類の摂取量」の推移です2)。

2023年ではフルーツの摂取量は1日1人当たり93gであり、1日にバナナ1本、またはみかん1個というところです。

これは、もっとも多かった1975年時の平均193.5gから半減しています。

 

このグラフから読み取れることは大きく二つあります。

一つはこの10年間でフルーツの摂取量が減少していること、もう一つは高齢者ほどフルーツの摂取量が多いことです。

 

「いまは昔に比べてフルーツを食べなくなっている」ということをもう一歩深く考えると、

フルーツを頻繁に食べる年配者の数が年々減る一方で、フルーツをあまり食べない若い世代が

増えることにより、フルーツの摂取量が全体的に減っているともいえます。

 

フルーツの砂糖量の詳細に関しては次回のコラムで詳しく話しますが、フルーツの食べ過ぎで血糖値が下がらない、

またはう蝕や酸蝕症が頻発するのは、年配者ほど可能性が高いことの背景がわかると思います。

果物の消費(1人1日当たりの果実類摂取量の推移と需要の変化)(農林水産省)

 

ジュースよりは“マシ”?フルーツの砂糖(糖類)は本当に多いの?

各果物の糖質量を比較した表をご覧ください。

※フルーツにはデンプン(糖質)はほとんど含まれませんので、

表のタイトル「果物の糖質量」の「糖質」は「糖類」を表していると考えてください。

比較のために…「○カ・コーラ」には100mlあたり11.3gの糖類が含まれています。

表の下から9番目のパイナップル(100g当たり糖質11.9g)より下のフルーツ、リンゴ、キウイ、柿、ブドウなどは軒並み「○カ・コーラ」よりも糖分濃度が高いということです。

 

フルーツには砂糖を含む「糖類」が大量に含まれていることがわかると思います。

とある糖尿病専門医主催のセミナーで「フルーツは砂糖漬けの野菜」、「フルーツ好きの高齢者の

血糖値がなかなか下がらない」と聞きました。

 

フルーツに含まれる食物繊維やビタミンCなどの栄養素に期待して、

甘くて美味しいフルーツを食べている方も多いですが、それなら「野菜を食べていれば十分」だそうです。

 

日本人がよく食べているフルーツのBEST3は?

さて、次にお砂糖博士®︎が気になって調べたのは、国内でどんなフルーツが消費されているのか?

つまり「フルーツの消費量ランキング」です。

もし「フルーツ食べすぎに気をつけてください」と指導しないといけない場合、

患者さんたちがどんなフルーツをよく食べているのか?を知っておく必要があるでしょう。

国内のフルーツ消費量の堂々の第一位はいったい何だと思いますか?

 

正解は「バナナ」です。

スーパーマーケットの「フルーツ売り場」を思い出してみると、

多種多様なバナナが並ぶバナナコーナーはたしかに目立っていますね。

 

一家庭あたりの消費量は、バナナは年間19.2kg、リンゴは10.2kg、柑橘類は17.2kg。

パーセントで表すと、バナナは28%、リンゴは15%、柑橘類は24%と、

三つの合計は実に67%を占めます。この3種が「日本の消費三大フルーツ」といえるでしょう。

まずバナナ、リンゴ、柑橘類の「消費三大フルーツ」に注意が必要ということですね。

 

さらにここでちょっと考えていただきたいのですが、バナナはほぼ100%輸入品です。

リンゴやみかんは国産品の流通が多いはずなのに、消費量ではバナナが一番多い。

野菜は当然国産の消費量が多いのはわかると思いますが、フルーツはそうではないのです。

 

ゴリラを見習え!?我々「人類」はフルーツ摂りすぎ?

バナナやリンゴ、みかんで年間36.4kgも食べているなんて、「動物園のゴリラじゃないんだから」って思ったそこのあなた(笑)。

実は、動物園のゴリラの餌は野菜中心であり、フルーツはほんの少ししか与えられません。

 

上野動物園のゴリラの餌の一例の写真を見てください。

キャベツやキュウリ、味噌、リンゴ、落花生、レーズン、煮干し、プルーン、サツマイモ、

ポップコーン、ヨーグルト、プチトマトと、野菜中心のとてもヘルシーな食事です。

考えてみれば、自然界の中でフルーツに出会う機会は滅多にないでしょう。

かつては貴重で高級品だったフルーツは、20世紀の資本主義にのっとり大量生産大量消費時代を迎えました。

 

数ある生き物の中で、これほどたくさんのフルーツを摂取しているのは、歴史的みても私たち「現代の人類だけ」といっていいかもしれません。

野菜も美味しくたくさん食べましょうね!

その際はよく噛むことも忘れずに!

 

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