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診療282日目、「間食のしすぎ」はむし歯の危険信号!

2023年6月30日

こんにちは、椎名町駅えがお歯科です。

 

「間食のしすぎ」はむし歯の危険信号!なぜ歯みがきが必要なの?

歯垢の中は、食事をとると酸性になり、しばらくすると中性に戻るというサイクルを

繰り返しています。間食をするとむし歯になりやすいのは、歯垢の中が酸性になる時間が

長くなってしまうからです。ダラダラ喰いは控え、「食べたらみがく」を習慣にしましょう。

歯みがきができない時は、ノンシュガーのガムなどで唾液の分泌を促しています。

「間食」がむし歯の原因になる?

「間食するとむし歯になりやすい」などといわれることがあります。なぜかご存知ですか。

そもそも、なぜ食事のあとは歯をみがかなければならないのでしょうか?

食後の口の中の変化や、むし歯のできるしくみから、その理由を探っていきましょう。

食事や間食のたびに変化する歯垢中の「pH」

食事や間食をするたびに、歯垢の中の酸性度を示す「pH」も変化し、口の中では次の 1 ~ 5 のような変化が繰り返されています。

1. むし歯菌が酸をつくる

食べ物が口の中に入ると、むし歯菌(ミュータンス菌)が食べ物に含まれる糖質をエサにして酸をつくります。

2. 歯垢の中が酸性に傾く

歯についた歯垢は本来中性ですが、むし歯菌のつくった酸により酸性に変化します。

3. 歯の表面の「脱灰(だっかい)」が進む

酸の作用により、時間の経過とともに歯の表面のエナメル質からカルシウムやリンなどの

ミネラルが唾液中に溶け出します。これを「脱灰」といいます。

4. 歯垢の中が中性に戻る

やがて唾液などにより酸が洗い流されたり中和されたりして、歯垢の中は中性に近い状態に戻ります。

5. 歯の表面が「再石灰化(さいせっかいか)」する

エナメル質から唾液中に溶け出したミネラルは再び歯に取り込まれて沈着します。これを「再石灰化」といいます。

なぜ間食が増えると良くないのか?

「酸性」の状態が続くと、むし歯の原因に!

歯垢の中は1日のうちで、「酸性」になったり「中性」に戻ったりを繰り返していて、

それにともない歯の表面のエナメル質からミネラルが出入りしています。

そして、ミネラルが溶け出す酸性の状態が続くと、歯に穴が開いてむし歯になってしまうのです。

「間食をするとむし歯になりやすい」といわれるのは、歯垢の中が酸性になっている時間が長くなるからなのです。

診療281日目、むし歯を防ぐ生活習慣

2023年6月29日

こんにちは、椎名町駅えがお歯科です。

学校検診で乳歯の虫歯にチェックが入ったお子さんの受診が増えています。

ということで、今日は虫歯にならないように気をつけたい生活習慣、食習慣を

ご紹介します!

 

むし歯を防ぐ生活習慣

1)「食べたらみがく」を習慣に

歯垢がついた歯の表面は、食事や間食のたびに酸にさらされることになります。

「食べたらみがく」習慣を身に付け、歯垢のないキレイな口を保ちましょう。

どうしても歯みがきができない時は、ノンシュガーのガムを噛むなどして唾液の分泌を促すと良いでしょう。

2)むし歯リスクは「就寝中」にも高くなる

「就寝中」は唾液の分泌量が減り、酸を洗い流したり中和したりする効果が弱まってしまいます。

そのため、間食するのと同じようにむし歯リスクが高まります。寝る前には、みがき残しのないようきちんと歯みがきをすることが大切です。

むし歯を防ぐ食習慣

1)よく嚙んで食べる

唾液は口の中の汚れを洗い流すのに役立ちます。唾液をたくさん出すために、

食事の際によく嚙んで食べることを心がけましょう。また食べ物が口の中でかみ砕かれる際にも、

歯の表面の汚れを取り除いています。いつも軟らかい食べ物をあまり噛むことなく食べていると、

歯垢が歯に付着したまま、細菌が増殖を続けることになります。できれば噛みごたえのある食材を食べることも、むし歯予防に有効です。

2)“ダラダラ喰い”は控える

1日の中で、おやつは大切です。ただし、長時間かけてだらだら食べると、

口の中はいつもミュータンス菌が酸をつくり続けていることになります。

時間を決めて規則正しく間食を楽しむようにしましょう。

3) 「歯の質」向上のためにはバランスの良い食事を!

歯が作られる時の環境の違いなどが歯の質にも影響します。

丈夫な歯を育てるためには、歯の土台を作る良質なタンパク質、歯の再石灰化のために

必要なカルシウムやリン、また、これらがうまく働くためのビタミン(A、C、D)などの

栄養素が必要です。バランスの良い食事を心がけましょう。

むし歯を防ぐ上手な歯のみがき方

1)ハブラシの基本の持ち方

基本的な持ち方は、大きく分けて2つ。鉛筆を持つときのような「ペングリップ」と、

手のひらで握るように持つ「パームグリップ」があります。みがく部位に合わせて、

みがきやすい方法で持つと良いでしょう。

どちらの持ち方でも、ハブラシをギュッと強く握らないように。軽く持つことが大切です。

2)歯みがきの基本

歯みがきには次の「3つの基本」があります。基本を意識して、1カ所あたり20回程度を目安に、

ていねいにみがきましょう。

3)ハブラシ使いのテクニック

歯は立体的で複雑な形をしているため、毛先が歯面に垂直に当たるよう角度を工夫しながら、

ハブラシの「つま先」「わき」「かかと」を上手に使って、歯の隅々までみがきましょう。

むし歯になりやすい歯は?

むし歯になりやすいところ

歯と歯の間、奥歯の噛み合わせなどの歯垢の残りやすいところ、歯の根の部分、

詰め物のまわりなど、歯みがきのしにくいところは歯垢が残りやすく、

「むし歯になりやすい」ところです。下の絵にあるような場所は、特に念入りにみがきましょう。

特に注意したい場所

1. 歯の根の部分にできるむし歯(根面う蝕)

歯周病の進行や、誤った歯のみがき方などで、露出した歯の根の部分に発生します。

歯の根の部分は歯垢が残りやすく、歯質もやわらかいので、ていねいにブラッシングしましょう。

2. 治療した歯にできるむし歯(二次う蝕)

歯の治療をしたあとの詰め物や、患部にかぶせた被せ物の周りに歯垢が付着し、

それが原因でむし歯が発生します。気付いた時には思いのほか進行していることもあるので、一度治療したからといって安心はできません。

診療280日目、「フッ素配合ハミガキ」のフッ素配合量と見分け方

2023年6月27日

こんにちは、椎名町駅えがお歯科です。

 

「フッ素配合ハミガキ」のフッ素配合量と見分け方

現在市販されているハミガキのうち90%以上にフッ素が配合されています。

多くの人がフッ素配合ハミガキを使っているわけです。

このように広く普及しているフッ素配合ハミガキですが、従来、フッ素配合ハミガキに配合されるフッ素の量は

1000ppm以下となっていました。

しかし、最近では「1000ppm超1500ppm以下」の、より多くのフッ素を配合した「高濃度フッ素配合ハミガキ」

も販売されています。これは、諸外国で採用されている国際基準(ISO)と同じくフッ素が1500ppmを上限として

配合された製品の販売が2017年3月に認められたものです。

高濃度フッ素配合ハミガキはパッケージのどこかにフッ素配合濃度の記載がありますので、見分ける際の目印にしてください。

フッ素配合ハミガキの選び方と注意点

ハミガキに配合されたフッ素は、みがいている間の効果に加え、歯をみがいた後も、口の中の歯や粘膜に残った

フッ素が少しずつ唾液にまざり効果を発揮し続けます。そのため、効果的にむし歯を予防するためには、

長い時間フッ素が口の中にとどまっていることが大切です。フッ素が配合されたハミガキは数多くありますが、

フッ素を口の中に長く残す工夫がされたハミガキを選ぶことがポイントです。

また、むし歯になったことのある方や歯の根元の露出が見られる方など、むし歯リスクの高い方は、

必要に応じて高濃度フッ素配合ハミガキを活用しましょう。

「フッ素配合ハミガキ」の上手な使い方

フッ素配合ハミガキを効果的に使用するために「使用量」「すすぎ方」に気を配りましょう。

1.年齢に応じた量のハミガキをつける

大人の場合は1~2cmが適量です。年齢別の使用量の目安は下の表をご覧ください。

2.ハミガキを全体に広げる

ハブラシを口に入れた場所からすぐにみがき始めるのでなく、まずハミガキを歯面全体に塗り広げましょう。

3.歯をみがく

2~3分間、泡立ちを保つようにしてみがきましょう。

4. ハミガキを吐き出す

口の中のハミガキを吐き出します。この時、できるだけハミガキを吐き出すことで、

あとのすすぎが少ない水で行いやすくなります。

5. 年齢に応じた量の水で、うがいを1回行う

大人の場合は10~15mlで5秒間ほどブクブクうがいをしましょう。すすぎの回数は1回がおすすめです。

年齢別のすすぎの目安は下の表をご覧ください。

むし歯予防には継続して使うのがポイント

フッ素のすぐれたむし歯予防効果は、毎日コツコツ使うことで得られるもの。

飲食などで口内環境は変化し、歯はむし歯のリスクにさらされます。だからこそ、毎日のケアでフッ素を

しっかり取り入れ、継続的にむし歯予防に努めることが肝心です。

手軽に取り入れられるフッ素配合ハミガキをぜひ活用しましょう。

いかがでしたか?フッ素を利用したむし歯予防について理解が深められたでしょうか。
歯科医院でのフッ素塗布は子どもが行うものというイメージがありますが、

大人でも必要に応じてしてもらえますので、年に2回は歯科健診を受け、プロのチェックを受けることを

おすすめします。フッ素を上手に使って、大人も子どももむし歯のない歯を目指しましょう!

診療279日目、「フッ素配合ハミガキ」の上手な選び方と使い方

2023年6月26日

こんにちは、椎名町駅えがお歯科です。

実は・・・ホームページの内容をボリュームアップさせようと計画中です🔥

初心に戻って歯について、歯茎について勉強し直しているため、

ここ最近のブログの内容も初心に戻り、歯磨き粉のお話になっています。

 

フッ素の効果でむし歯予防!

「フッ素配合ハミガキ」の上手な選び方と使い方

多くのハミガキに配合されている「フッ素」。どのような効果があるか、知っていますか?

フッ素には、再石灰化の促進や歯質強化など「むし歯予防」に役立つ3つの働きがあります。

チューブや外箱の裏面の成分欄に、「フッ化ナトリウム」や「モノフルオロリン酸ナトリウム」と

書かれていれば、その製品はフッ素配合ハミガキです。

「フッ素」で大人も子どももむし歯のない歯を目指そう!

フッ素(フッ化物)でむし歯予防をするのは子どもだけ、と思っていませんか?

実は、大人にもフッ素は重要なのです。歯周病や加齢などで露出した歯の根元の部分にできる

根面むし歯や、治療で詰めたものの周囲にできる二次むし歯など、大人には「大人ならではのむし歯」が

あります。もちろん、大人のむし歯予防にもフッ素は有効です。

大人にも子どもにも、むし歯予防に欠かせない「フッ素配合ハミガキ」の上手な使い方について解説します。

身近な食品、歯や骨にも含まれる「フッ素」とは?

「フッ素」は自然界に広く分布している元素の1つで、土壌、地下水、海水はもとより、

海中で暮らす魚介類や海藻、土で育つ穀物、野菜、果物、お茶など、日本人に身近な多くの食品にも含まれています。

こうした食材を取り入れる私たちの歯や骨、血液にもフッ素は含まれており、健康なからだづくりに欠かせない役割を果たしています。

「むし歯予防」に役立つフッ素の3つの働き

むし歯はむし歯原因菌が出す酸によって歯が溶ける病気です。

ハミガキなどに配合されているフッ素には、「むし歯予防」に役立つ3つの働きがあります。

1.「再石灰化」を促進する
酸により歯から溶け出したカルシウムやリンの再沈着(再石灰化)を促進します。

歯の表面に穴があいたむし歯になる一歩手前の状態である「初期むし歯」を健康な状態に戻す助けとなります。

2.歯質を強化する
歯の表面を酸に溶けにくい性質にします。特に乳歯や生えたての歯は酸に弱いので、

フッ素配合のハミガキを使い、歯質強化に努めましょう。

3.細菌が酸をつくり出すのを抑制する(細菌の酸産生抑制)
歯みがきで落としきれなかった、歯垢の中のむし歯原因菌の働きを弱め、原因菌が作る酸の量を抑えます。

フッ素を使ったむし歯予防の方法

では、フッ素を使ったむし歯予防にはどんな方法があるのでしょうか?

大きくは、フッ素を体内に取り入れる「全身応用」と

フッ素を歯に直接作用させる「局所応用」の2つに分けられます。

「全身応用」にはフッ素濃度を調整した水道水やフッ素を配合した食品の摂取、

フッ素配合サプリメントの服用などの方法がありますが、現在の日本では「全身応用」は普及していません。

「局所応用」には歯科医院で歯にフッ素を塗ってもらうフッ素塗布

自宅でも使用できるフッ素配合ハミガキフッ素洗口剤でケアする方法などがあります。

診療278日目、「ハミガキ」に入っている主な成分と効果、目的に合った薬用成分の選び方

2023年6月24日

こんにちは、椎名町駅えがお歯科です。

 

歯磨き粉のお話第二弾です!

「ハミガキ」に入っている主な成分と効果、目的に合った薬用成分の選び方

「薬用成分」とは、厚生労働省から疾患の予防などに効果があると認められた成分です。

ハミガキには多くの薬用成分が使用されていますが、「むし歯予防」「歯周病予防」「知覚過敏ケア」

「口臭ケア」「美白ケア」など、目的により配合される成分が異なります。ハミガキの「表示」を

よく確認し、自分の目的に合わせて選びましょう。

ハミガキに配合される「薬用成分」

ハミガキの「薬用成分」には、何があってどんな作用があるのか知っていますか?

薬用成分とは、その薬理作用から疾患の予防などの効果があると、厚生労働省から認められた成分のことです。

ハミガキには、数多くの薬用成分が使用されています。

「使用目的」に合った薬用成分で選ぶ

「むし歯を予防するため」「知覚過敏をケアするため」など、ハミガキにはその「使用目的」に合わせて

薬用成分が配合されています。どんな作用の薬用成分が配合されているのか「表示」をきちんと確認し、

自分の目的に適したハミガキを選びましょう。

1. むし歯予防

むし歯は、歯垢の中のむし歯原因菌が出す酸によって歯が溶ける疾患です。従って、その予防のためには、

歯質の強化や菌のすみ家となる歯垢の分解、むし歯原因菌の殺菌に効果的な成分が配合されたハミガキを選びましょう。

2. 歯周病予防

歯周病は、歯垢中の歯周病原因菌が出す毒素などで歯周組織に炎症が起きる疾患です。

その予防のためのハミガキには、原因となる細菌を殺菌したり、歯茎の炎症を予防するために抗炎症成分、

血行促進成分、出血防止成分、収れん成分などが使われています。

口の健康状態に合わせて、目的とする薬用成分が配合されたハミガキを選びましょう。

3. 知覚過敏ケア

知覚過敏は、象牙質の表面が露出することで神経が刺激され、しみたり痛みを感じたりする疾患です。

その症状を防ぐためには、神経の痛みの伝達をブロックする成分や、刺激の入り口である象牙質の

表面にある象牙細管を封鎖する成分が配合されたハミガキを選びましょう。

4. 口臭ケア

口臭は、口の中の細菌が食べかすなどを分解して揮発性の硫黄化合物を出すことなどが一因です。

そのため、原因菌を殺菌する成分が配合されたハミガキを選びましょう。

5. 美白ケア

歯の表面についた汚れを落としたり、汚れをつきにくくしたりする成分が配合されたハミガキを選びましょう。

※ 歯磨剤の科学<第六版>(日本歯磨工業会)

ハミガキの「医薬部外品」と「化粧品」の違いは?

「薬機法」で細かく規制

普段私たちが服用する薬や、肌に直接つける化粧品などは、「薬機法※」という法律によって、原料から製造方法、

パッケージに表示しなければならない内容まで細かく規制されています。もちろんハミガキも例外ではありません。

薬機法の分類では、ハミガキは基本成分だけでつくられている「化粧品」と、これに薬用成分を配合した「医薬部外品」に分けられます。

※医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律

「化粧品」のハミガキの特徴

「化粧品」のハミガキは、基本的な機能として、「歯を白くする」「口中を浄化する」「むし歯を防ぐ」

「口臭を防ぐ」「歯のヤニを取る」「歯垢を除去する」「歯石の沈着を防ぐ」など、種々な働きを持っています。

また、販売に際しては都道府県知事への届け出が必要です。

「医薬部外品」のハミガキの特徴

「医薬部外品」のハミガキは、基本成分のほかに、「フッ素」「殺菌剤」「抗炎症剤」など、各種の薬用成分を

配合することによって、「むし歯の発生及び進行の予防」「歯肉炎の予防」「歯周炎の予防」など、「化粧品」の

ハミガキにはない効能を付加したものです。

また、名称・成分・効果・安全性など薬機法に基づく審査を受けて厚生労働大臣、もしくは都道府県知事の承認を得ることが義務付けられています。

診療277日目、ハミガキの「表示」の正しい見方

2023年6月23日

こんにちは、椎名町駅えがお歯科です。

ハミガキの「表示」の正しい見方

ハミガキを買う時に、パッケージの裏面に書いてある表示を見ていますか?

そこには、その製品の特長を記した大切な情報が記載されています。

表示を見る時のポイントは3つ。そのひとつは「薬事分類」です。

薬用成分が入っていれば、「医薬部外品」と表示されます。

普段使っているハミガキを用意して、確認してみてください。

「表示」はハミガキの情報の宝庫

皆さんは、ハミガキを買う時に、パッケージの裏面に書いてある「表示」を見ていますか?

パッケージの表示は、その製品の特徴を記した情報の宝庫です。

今回は、たくさんの情報が書かれている表示の見方をご紹介します。

POINT表示を見る時の「ポイント」

パッケージの「表示」は、薬機法※だけでなく、地方条例や「歯みがき類の表示に関する

公正競争規約」で表示する内容や文字の大きさなど表示の方法まで決められています。

※医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律

普段使っているハミガキをお手元に用意し、下記の「ポイント」を確認しながら実際に表示を見ていきましょう。

1. 販売名

薬機法の規定に基づき承認を受けたもしくは、届出を行った名称です。

2. 薬事分類

薬用成分が入っているハミガキは「医薬部外品」と表示されます。

どのような薬用成分が入っているのかは、成分表示の欄でわかります。

3. 成分表示

含有する成分の名称が書かれた欄です。歯みがき類(ハミガキ、液体ハミガキ)は基本的に、

湿潤剤、清掃剤といった配合目的毎にすべての成分が記載されています。

 

当院での歯磨き粉のラインナップはこちらです☺️

ぜひ裏の表示もご覧くださいね!

診療276日目、アイスペシャルのデモンストレーション

2023年6月22日

こんにちは、椎名町駅えがお歯科です。

先日、KOさんと松風さんの営業さんにお願いして、

歯科用のカメラのデモンストレーションを開いていただきました。

ちょうど発売日が明日に控えた出来立てホヤホヤの口の中を撮ることに

特化したカメラです☺️

本体の軽さと操作性を簡略化に力を入れており、

文字通り「誰が撮っても高いクオリティ」の写真が撮れました!

 

貴重な機会を設けて頂き、ありがとうございました!

診療275日目、スポーツをする人が気をつけたい!歯の健康を守る2ポイント

2023年6月20日

こんにちは、椎名町駅えがお歯科です!

そろそろ「スポーツと歯」の終着点を悩んでいる受付です!

特定のスポーツと歯の注意点をご紹介していこうと考えていたら、

どのスポーツにも共通する注意点が多いことに気づきまして、

方向性に迷っている次第です!!!(ビックルマークの数で動揺を表しています)

スポーツをする人が気をつけたい!歯の健康を守る2ポイント

スポーツ中のよくある場面に、歯の健康を損ねるリスクが潜んでいたなんて意外ですよね。

でも、心あたりがある人も多いのではないでしょうか。
では、スポーツを楽しみながら歯の健康を守るにはどうしたらいいのでしょう。

ケアのポイントは2つあります。

1.スポーツドリンクの飲み方に気を配る

スポーツ中の水分補給が大切なことは、言うまでもありません。

スポーツドリンクは、運動中に失われる水分、ミネラル、エネルギーを素早く補給できる飲料

としてスポーツ時には欠かせないものです。

しかし、歯にとっては、スポーツドリンクは気を付けなければいけない飲料でもあります。

スポーツドリンクはpHがおよそ3~4と低く、酸性の飲み物です。歯はpHが5.5以下になると、

歯からミネラルが抜け出す、すなわち「溶ける」状態になります。

もちろんスポーツ中の水分補給は大切なので、スポーツドリンクを飲んだ後は、

少量の水やお茶を口に含んだり、歯にスポーツドリンクが直接触れないようストローで飲むなど、

ちょっとした工夫をすると良いですね。
また、スポーツのあとには、ストレッチなどのからだのケアに加えて、

水やお茶で「口をすすぐ」など歯のケアも忘れずに行うと良いでしょう。

.

2.フッ素を上手に活用する

フッ素には、歯質を強化して酸に溶けにくくしたり、再石灰化を促進して初期むし歯※3の修復を

助けたりしてむし歯を防ぐ働きがあります。

日頃から「フッ素入りのハミガキ」を使って丈夫な歯を育てることを心がけると良いでしょう。
フッ素入りハミガキを使う際は、推奨される量(15歳以上で1~2cm)を使用するとともに、

すすぎは少量の水で1回に留めることがポイントです。
ハミガキのほかに、フッ素配合の洗口剤(医薬品)もおすすめです。

1日1回、所定量を口に含んでブクブクうがいをして使用します。液体なのでお口全体に行き渡りやすく、

ブクブクうがいだけで良いので手軽に利用できるというメリットがあります。

 

※3 歯の表面に穴があいたむし歯になる一歩手前の状態

 

診療274日目、アスリートと矯正の関係🤝

2023年6月19日

こんにちは、椎名町駅えがお歯科です。

 

現役アスリートの91.6%が「歯科矯正」の経験あり!

歯科矯正後、96.2%が「パフォーマンス向上」を実感

~アスリートにとって、「歯並びがパフォーマンスに影響すること」は周知の事実だった!

「安定性が増した」など、嬉しい声多数~

「Smile More」というブランドミッションのもと、透明マウスピース矯正を展開する株式会社ゼニュム ジャパン

(代表取締役:伊藤 祐)は、現在競技スポーツを行っているアスリート106名に対し、「アスリートの歯並び」に

対する意識調査を実施した記事を見つけたので、シェアしますね☺️

 

アスリートの91.6%が、これまでに「歯科矯正」の経験あり

 「Q1.あなたは、これまでに歯科矯正を行った経験がありますか。」と質問したところ、

「ある」が91.6%、「ない」が7.5%という回答となりました。

歯科矯正を行った理由、53.6%が「スポーツのパフォーマンスを向上するため」と回答

 

「Q2.Q1で「ある」と回答した方にお聞きします。歯科矯正を行った理由を教えてください。と質問したところ、

「監督やチームメイトから勧められたため」が61.9%、「見た目を改善するため」が58.8%、

「スポーツのパフォーマンスを向上するため」が53.6%という回答となりました。

「スポーツのパフォーマンス向上」が目的で歯科矯正を行った人の96.2%が、パフォーマンス面での効果を「実感」

 

「Q3.Q2で「スポーツのパフォーマンスを向上するため」と回答した方にお聞きします。

実際に歯科矯正を行ってみたことで、スポーツのパフォーマンス面での効果を実感していますか。」と質問したところ、

「かなり実感している」が73.1%、「やや実感している」が23.1%という回答となりました。

スポーツのパフォーマンス面で実感している効果について、「スポーツの際にしっかりと力が入る」や「安定性が増した」などの声

 

「Q4.Q3で「かなり実感している」「やや実感している」と回答した方にお聞きします。

スポーツのパフォーマンス面でどんな効果を実感しているか、ご自由に教えてください(自由回答)」

と質問したところ、「スポーツの際にしっかりと力が入る」や「安定性が増した」など24の回答を得ることができました。

 

<自由回答・一部抜粋>

31歳:スポーツの際にしっかりと力が入る。

34歳:安定性が増した。

29歳:体脂肪が少なくなってきた。

31歳:球際の最後の一歩の速さと踏ん張りが向上したと感じる。フット―ワークの機敏さが多少、速くなった感じがする。

27歳:リラックスして取り組めることが増えたため。

39歳:スタミナ切れが起こりにくい。

診療273日目、プラークと歯石ができるまでの時間

2023年6月17日

こんにちは、椎名町駅えがお歯科です。

学校検診の結果をご自宅に持って帰ってくるお子さんが増えていますね。

そろそろ春の検診が終わったかな?と感じています。

「虫歯がある」だけが問題ではありません。

むしろ「歯茎の腫れがある」に要注意がついているお子さんの方が多いです。

歯茎の腫れる原因には、

食後の食べかす(食さ)やプラークが挙げられます。

 

 

 

どうして歯石ができてしまうのか?

そもそも歯石とは、古くなったプラーク(歯垢)が、唾液中のカルシウムと結合し

石灰化することでできる沈着物です。

この古くなったプラークとは、主に磨き残しによって歯に長時間停滞したプラークのことです。

プラークは「バイオフィルム」と呼ばれる細菌の集合体であり、

身近なものでは浴槽に発生するぬめりもその一つです。

浴槽のぬめりは洗い落として水を除けば、乾燥して勝手に細菌が増殖することはありませんが、

常に数百種もの細菌が存在している湿潤したお口の中ではそうはいきません。

そのため、例え一度歯石を除去したとしても、細菌たちは隙を狙ってプラークを形成し、

時間と共に歯石となって歯に再付着してしまうのです。

歯石ができるまでの期間

歯石の始まりとなるのは、先ほどお話した通り細菌の塊であるプラークです。

そしてこのプラークは、磨き残した食べかすに細菌が付着、増殖することで、

食後から約8~24時間で形成されます。

こうしてできたプラークはおよそ2日ほどで石灰化が始まり、

そこから約15日の間に歯石になるとされています。

つまり、個人差はあるものの、早い場合は磨き残しから約2週間ほどで歯石ができてしまうのです。

意外と速いと感じましたか?ゆっくりと感じましたか?

日々の歯ブラシをしっかり行いましょうね!💫

初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
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