診療1042日目、動物の歯のギネス記録!一番歯が多い生き物って知っていますか?
2026年9月3日
こんにちは!椎名町駅えがお歯科です。
夏休み企画です🌻🌻🌻
先に取り上げたい内容を載せたことで新学期に入ってしまいました😭
突然ですが、みなさんにクイズです!
「地球上で、いちばん歯の数が多い生き物」って、何だと思いますか?
「うーん、体が大きいクジラとか?」 「肉食で恐ろしいサメじゃない?」
「それとも、噛む力が強そうなワニ?」
どれも鋭い予想ですね!
人間の大人の歯は、親知らずを合わせても最大で32本。
それに比べると、海の王者であるサメは、
予備の歯も含めると数千本もの歯を持っていることで有名です。
しかし!今回の主役は、クジラでもサメでもありません。
実は、私たちが雨の日の公園やアジサイの葉っぱの上でよく見かける、
あの「小さくておっとりした生き物」が、
地球上で圧倒的な歯の数のギネス記録(※例えです)を持っているんです。
その正体は……なんと「カタツムリ」です!
今回は、中高生のみなさんには驚きの雑学として、そしてお父さん・お母さんには
「子どものお口の健康を守るヒント」として、カタツムリの驚異の歯の秘密と、
生き物にとっての「歯の重要性」について楽しくお話ししていきます!
カタツムリの歯は「1万本以上」!?その驚きの正体

こちら、歯を顕微鏡で拡大した画像です。
「えっ、カタツムリに歯なんてあったっけ?」と思った方も多いでしょう。
あのおなじみの殻からツノを出して、のんびり歩いているカタツムリの顔を思い浮かべても、
白い歯がキラリと光っているイメージはありませんよね。

実は、カタツムリの歯は私たちの歯とはちょっと違った形をしています。
専門用語では「歯舌(しぜつ)」といって、文字通り「歯がついたおろし金のような舌」を持っているんです。
顕微鏡で拡大してみると、小さな小さなトゲのような歯が、規則正しくびっしりと並んでいます。
その数、一般的なカタツムリで約1万本〜1万2,000本!
種類によっては、なんと2万本を超えるものもいるそうです。
人間の32本と比べると、文字通り桁違いですよね。
カタツムリはどうやってご飯を食べている?

カタツムリは、この「おろし金」のような舌をヤスリのように前後に動かして、
大好物の葉っぱやコンクリート(実は殻のカルシウム補給のためにコンクリートを削って食べています!)を、ガリガリと削り取るようにして食べています。
もしカタツムリにこの「歯舌」がなかったら、彼らは大好きなご飯を食べることができず、
生きていくことができません。あの小さな体にとって、1万本の歯は命を繋ぐための最強の武器なのです。
生き物によってこんなに違う!おもしろい「歯」の役割

カタツムリのほかにも、自然界にはおもしろい歯の仕組みを持った生き物がたくさんいます。
ここで少しだけ、他の動物たちの歯の雑学も覗いてみましょう!
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サメの歯:何度でも生えてくる「無限ベッド」 サメの歯は、獲物を襲うとすぐにポロポロと抜けてしまいます。しかし、後ろに何列もの「予備の歯」がスタンバイしていて、抜けるとすぐにコンベアのように前にせり出してきます。一生の間に数万本もの歯が生え変わる、羨ましい(?)仕組みです。
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リスやネズミの歯:一生伸び続ける「タフな歯」 げっ歯類と呼ばれる彼らの前歯は、放っておくとどんどん伸びてしまいます。そのため、常に硬い木の実や木をかじって、歯を削りながらちょうどいい長さをキープしています。
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ワニの歯:噛む力は最強だけど、すり潰せない ワニの噛む力は地球上でトップクラスですが、実は「噛みちぎる」ことはできても「モグモグ噛む(咀嚼する)」ことはできません。そのため、獲物を丸飲みするか、引きちぎって飲み込んでいます。
こうして見ると、どの生き物も「自分が生き残るため、食べるため」に、
最高の形に進化させた歯を持っていることが分かります。歯はまさに、生き物の生命線なのです。
では、私たち人間の歯はどうでしょう?
動物たちの驚きの歯の世界を見たあとに、私たち人間の歯について考えてみましょう。
人間の歯の数は、先ほどお伝えした通り大人で約32本。
カタツムリの1万本やサメの無限の歯に比べると、「たったの32本か…」と思ってしまうかもしれませんね。
でも、人間の歯は「少数精鋭の超エリート集団」なんです。

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食べ物を噛み切る「前歯(切歯)」
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お肉などを引きちぎる「犬歯」
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食べ物をすり潰す「奥歯(臼歯)」
このように、たった32本(親知らずを除けば28本)の中に、
それぞれ全く違う役割を持った歯がきれいに並んでいます。このバランスがあるからこそ、
私たちは野菜も、お肉も、固いお煎餅も、柔らかいケーキも、何でも美味しく食べることができるのです。
人間の歯には「代わり」がいない
ここで、中高生のみなさんや保護者の方に、一番お伝えしたい大切なポイントがあります。
カタツムリの歯舌はすり減っても後ろから新しい歯が作られますし、サメの歯は無限に生え変わります。
しかし、私たち人間の永久歯は、「一度失ったら、二度と生えてこない」ということです。
中高生の時期は、部活や勉強、スマホなどで毎日が忙しくなり、
ついつい夜の歯みがきが面倒になって寝てしまったり、おやつをだらだら食べてしまったり
しがちな季節です。また、一見すると虫歯がなさそうに見えても、大人の歯(永久歯)の虫歯は、
見えない「歯と歯の間」や「奥歯の溝」で静かに進んでいくことがあります。
たった28〜32本しかない、一生モノのエリート集団。
もしそのうちの1本でも虫歯で失ってしまったら、全体の噛み合わせのバランスが崩れ、
他の健康な歯にまで負担がかかってしまいます。
ご家族で「美味しい」を続けるために

最後に、保護者のみなさまへお伝えしたいメッセージです。
お子様が中高生になると、仕上げ磨きの必要もなくなり、お口のケアはすっかり
「本人任せ」になることが増えると思います。しかし、この時期は食生活の範囲が広がり、
部活動でのスポーツドリンクの摂取(酸蝕症のリスク)や、買い食いなど、
実は「お口の環境が乱れやすい第2の危険期」でもあります。
学校の歯科検診で「異常なし」と紙をもらってきても、
それはあくまで「目視で大きな虫歯が見当たらない」という初期の目安に過ぎません。
動物たちが生きるために歯をフル活用しているように、私たち人間にとっても、
生涯にわたって自分の歯で「美味しく食べる」「楽しくおしゃべりする」
「スポーツでぐっと踏ん張る」ためには、10代、20代の頃からの貯金が何より大切になります。
「最近、歯医者さんで定期健診受けてる?」
ぜひ、今日のご飯の時間の時にでも、このカタツムリの1万本の歯の雑学と一緒に、
お子様にお口の話題を振ってみてください。
椎名町駅えがお歯科では、中高生のみなさんの大切な永久歯を守るため、
一人ひとりのライフスタイルに合わせたお口のクリーニングや、丁寧なブラッシング指導を行っています。
「最近、忙しくて歯医者に行けていなかったな」という方も、ぜひお気軽に定期健診にいらしてくださいね。みなさんの「えがお」とお口の健康を、スタッフ一同全力でサポートいたします。







