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診療959日目、槇原敬之さんの楽曲が教えてくれる

2026年4月30日

こんにちは、椎名町駅えがお歯科です。

 

歯が痛いと、心まで余裕がなくなる

― 槇原敬之さんの楽曲が教えてくれる「歯痛を我慢しない大切さ」 ―

「歯が痛いだけなのに、何も考えられなくなる」

「優しい言葉をかけてもらっても、受け止める余裕がない」

そんな経験はありませんか。

ミュージシャンの槇原敬之さんが、自身のラジオ番組で語った

楽曲「夜空にピース」の誕生秘話が、今あらためて注目されています。

ラジオ番組で語ったエピソードが話題になりました。

 

歯が痛い時、人は思った以上に追い詰められる

「夜空にピース」は、突然の歯痛に苦しむ主人公が、

心配してくれる恋人に対して、思わずきつい言葉を投げてしまう――

そんな、少し切なくてリアルな場面が描かれています。

 

槇原さん自身、このエピソードについて

「ほぼ実体験」だと語っています。

歯が痛くて仕方がないとき、

全神経が痛みに持っていかれ、

本当は感謝しているはずの優しさにも、素直に向き合えなくなってしまう。

「歯が治ったあとに、なんであんなこと言ってしまったんだろう」

そう後悔した気持ちも含めて、この曲は生まれたそうです。

この話に、胸がチクリとした方も多いのではないでしょうか。

 

歯痛は、体だけでなく心も削っていく

歯の痛みは、他の痛みと少し違います。

体の中でも特にストレスが強い痛みです。

眠れない、集中できない、気持ちに余裕がなくなる。

結果として、普段ならしない言動をしてしまうことも珍しくありません。

•何をしていても気になる

•夜眠れない

•集中できない

•気持ちに余裕がなくなる

たった1本の歯のトラブルが、

日常や人間関係にまで影響してしまうことも、決して珍しくありません。

槇原さんが

「歯が痛いって、全神経をもっていかれる」

と語った言葉は、多くの方が共感できるのではないでしょうか。

それでも「我慢」してしまう人が多い理由

実際、歯科医院ではよくこんな声を聞きます。

「忙しくて後回しにしていた」

「そのうち治ると思った」

「歯医者が怖くて…」

でも、歯の痛みは

我慢しても自然に治ることはほとんどありません。

むしろ、

•痛みが強くなる

•治療が大がかりになる

•治療期間が長くなる

というケースが多いのが現実です。

「痛くなってから」ではなく、「痛くなる前に」

槇原さん自身も、ラジオの最後に

「みなさんに言いたい。歯は本当に気をつけよう」

と、リスナーに向けて注意を呼びかけていました。

 

歯科医療の立場からも、これはとても大切なメッセージです。

 

歯のトラブルは、

•早めに見つければ

•痛みが出る前に対処でき

•負担の少ない治療で済む

ことがほとんどです。

歯を守ることは、自分の余裕を守ること

「泣きながらでもピースできる人間になりたい」

槇原さんのこの言葉は、

歯が治ったあとに生まれた、心の余裕の象徴なのかもしれません。

 

歯の痛みがあると、

•笑うこと

•優しくすること

•前向きでいること

さえ難しくなってしまいます。

だからこそ、

歯が痛くなる前にケアすることは、心の余裕を守ること

にもつながります。

 

「これくらいなら大丈夫」と思ったときこそ

•少ししみる

•たまにズキっとする

•違和感が続いている

そんな小さなサインこそ、歯科受診のタイミングです。

歯医者は、

「我慢の限界になってから行く場所」

ではありません。

安心するために行く場所です。

 

歯が痛くなってからでは、選択肢が少ない

歯痛が出るということは、多くの場合、

・虫歯が神経近くまで進行している

・歯の根や歯ぐきに炎症が起きている

など、ある程度症状が進んでいる状態です。

 

この段階になると、

•治療回数が増える

•痛みを伴う処置が必要になる

•神経を取る治療になる可能性が高い

と、どうしても負担が大きくなります。

槇原さんが最後に語った

「みなさんに言いたい。歯は気をつけよう、本当に」

という言葉は、まさにその通りなのです。

 

槇原敬之さんの楽曲が教えてくれるのは、

歯の痛みは、想像以上に人を追い詰めるということ。

そして、

歯を大切にすることは、自分自身や周りの人を大切にすること

でもあります。

「ちょっと気になるな」

そう思った今こそが、受診のベストタイミングです。

どうか歯痛を我慢せず、

早めに歯科医院へ相談してくださいね。

 

定期検診では、

•初期の虫歯

•歯ぐきの炎症

•噛みしめ・歯ぎしりのサイン

など、自覚症状が出る前の変化を見つけることができます。

この段階で対応できれば、

・治療は最小限

・痛みもほとんどない

・通院回数も少なく済む

というメリットがあります。

 

何もないとき」に来る人ほど、歯は守れる

予防歯科や定期検診に通っている方ほど、

「実は歯医者で痛い思いをしたことが少ない」

という傾向があります。

歯が痛くなってから慌てるのではなく、

問題が起きない状態を維持する

それが、結果的に一番ラクで、コストも抑えられる方法です。

 

歯の痛みで、後悔しないために

歯痛は、心の余裕まで奪ってしまいます。

大切な人に、あとで後悔する言葉を向けてしまう前に。

そして、「あのとき行っておけばよかった」と思わないために。

痛みが出る前の定期検診、

ぜひ生活の一部として取り入れてみてください。

歯は、一生付き合う大切なパートナーです。

気づいた“今”が、守り始めるベストタイミングです。

 

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診療954日目、急に気づく「骨の出っ張り」

2026年4月23日

こんにちは、椎名町駅えがお歯科です。

 

これって何…?急に気づく「骨の出っ張り」

― 骨隆起(こつりゅうき)を知っておくと安心です ―

ある日、歯みがきをしていてふと気づいた、

歯ぐきの内側にある、硬い出っ張り。

「これ、前からあった?」

「触ると痛くないけど、なんだか気になる」

「ニキビ?おでき?口内炎?」

そんな不安を感じて、このページにたどり着いた方も多いのではないでしょうか。

その正体は、骨隆起(こつりゅうき)かもしれません。

 

骨隆起ってなに?

骨隆起とは、あごの骨が部分的に盛り上がってくる状態のことです。

歯ぐきが腫れているのではなく、中の骨そのものが出っ張っているのが特徴です。

よく見られる場所は、

• 下の前歯の内側(舌側)

• 上あごの真ん中(口蓋)

• 奥歯の内側や外側

触るととても硬く、動かないため、

おできやニキビ、口内炎とは感触がまったく異なります。

 

なぜ骨隆起ができるの?

骨隆起は病気ではありません。

ただし、生活習慣や噛み方のクセが大きく関係していると考えられています。

主な原因として多いのは、

• 歯ぎしり・食いしばり

• 強い噛みしめのクセ

• ストレス

• 噛み合わせの偏り

 

特に、20代後半〜30代は、

• 仕事の責任が増える

• 無意識に力が入る

• 睡眠中の歯ぎしりが起きやすい

といった背景が重なり、骨隆起に気づく人が増える年代です。

 

骨は、力がかかると強くなろうとします。

その結果、防御反応として骨が盛り上がることがあるのです。

 

口内炎やニキビと間違えやすい理由

骨隆起は、

• 痛みがないことが多い

• 表面の歯ぐきは普通に見える

• 突然気づくことが多い

 

このため、

「何かできものができたのでは?」

と不安になる方が少なくありません。

しかし、

• 押してもブヨブヨしない

• 数日経っても治らない

• 触るとカチカチ

という場合、骨隆起の可能性が高いです。

 

骨隆起ができたら、どうすればいい?

まず大切なのは、慌てないことです。

骨隆起自体は、良性で、基本的に治療の必要はありません。

多くの場合、

• 痛みがない

• 日常生活に支障がない

のであれば、経過観察となります。

ただし、以下のような場合は歯科医院で相談しましょう。

• 大きくなってきた

• 食事や会話で違和感がある

• 入れ歯やマウスピースが合わない

• 繰り返し傷ができる

骨隆起と上手につき合うために

骨隆起そのものを小さくすることは難しいですが、

進行を抑えることは可能です。

 

ポイントは、

• 歯ぎしり・食いしばりの対策

• ストレスケア

• 噛み合わせのチェック

 

歯科医院では、

ナイトガード(マウスピース)を使って、

睡眠中の強い力から歯や骨を守ることもあります。

 

放置しても大丈夫?

基本的には問題ありませんが、

将来、入れ歯や矯正、インプラントを検討する際に、

骨隆起が影響することもあります。

 

だからこそ、

「今すぐ治療が必要ないからこそ、知っておく」

ことが大切です。

最後に:気づいた“今”が相談のタイミング

 

骨隆起は、

頑張っている人ほどできやすいとも言われます。

無意識に力が入っているサインかもしれません。

「これって何だろう?」

「放っておいていいのかな?」

そんな小さな疑問でも構いません。

早めに確認することで、安心につながります。

気になる出っ張りに気づいたら、

ぜひ一度、歯科医院で相談してみてください。

診療949日目、入れ歯を考え始めたあなたへ

2026年4月16日

こんにちは、椎名町駅えがお歯科です。

 

入れ歯を考え始めたあなたへ

 

― いま知っておきたい“入れ歯を支える人たち”の話 ―

 

「そろそろ入れ歯を考えたほうがいいのかな」

「ちゃんと噛めるようになるのだろうか」

「違和感が強かったらどうしよう」

 

入れ歯を検討し始めたとき、多くの方が同じような不安を感じます。

実はその不安の背景には、〝あまり知られていない“ある職業”が深く関わっています。

 

それが、歯科技工士です。

 

入れ歯は、歯科医師だけで作られているわけではありません

 

歯科医院で型取りをし、治療を行うのは歯科医師ですが、

実際に入れ歯やかぶせ物を形にしているのは歯科技工士です。

 

歯科技工士は、

• 噛みやすさ

• 話しやすさ

• 見た目の自然さ

 

これらすべてを考えながら、ミクロン単位の精度で歯を作る、いわば“口の中の職人”です。

 

実は今、歯科技工士が減っています

 

厚生労働省のデータによると、

歯科技工士の数はこの20年あまりで5000人以上減少しています。

 

さらに、現役の歯科技工士の約半数が50歳以上。

一方で、技工士を目指す若い世代は減り続け、養成学校も定員割れが続いています。

 

その結果、

「入れ歯を作れる技工所がなかなか見つからない」

「以前より完成まで時間がかかる」

といった声も、現場では増えてきています。

 

それでも、入れ歯は“人の手”で作られています

 

近年、歯科の世界でもデジタル化が進み、

3Dスキャナーやコンピューター設計、機械加工が導入されています。

 

これにより、作業時間は大幅に短縮され、精度も安定してきました。

しかし、最終的な仕上がりを左右するのは、やはり人の目と手です。

• ほんのわずかな出っ張り

• わずかな厚み

• 色の違い

 

口の中はとても敏感な場所です。

髪の毛1本でも気になるほど繊細な感覚だからこそ、

最後の調整は、熟練した技工士の感覚に委ねられます。

 

「よく噛めること」は、生活の質そのもの

 

実際に新しい歯を入れた患者さんからは、こんな声が聞かれます。

 

「硬いものが噛めるようになった」

「食事が楽しみになった」

「しっかり噛めると、元気が出る」

 

噛めるようになることは、

単に食事の問題だけでなく、**健康や生活の質(QOL)**に直結します。

 

入れ歯を考えるとき、大切にしてほしいこと

 

これから入れ歯を検討する方に、ぜひ知っておいていただきたいのは、

• 入れ歯は「既製品」ではない

• あなたの口に合わせて、ひとつずつ作られている

• その裏には、歯科医師と歯科技工士の連携がある

 

ということです。

 

完成までに少し時間がかかることもありますが、

それはあなたが毎日使う“体の一部”を丁寧に作っている時間でもあります。

 

不安なことは、遠慮なく相談してください

 

「違和感が出ないか心配」

「ちゃんと噛めるか不安」

「見た目が気になる」

 

こうした気持ちは、とても自然なものです。

歯科医院では、患者さん一人ひとりの不安に寄り添いながら、

最適な方法を一緒に考えていきます。

 

入れ歯は、我慢して使うものではありません。

毎日の食事と会話を、もう一度楽しむためのものです。

 

 

最後に

 

歯科技工士という“縁の下の力持ち”の技術に支えられて、

入れ歯は今も進化し続けています。

 

もし少しでも

「噛みにくい」

「合っていない気がする」

と感じていたら、早めにご相談ください。

 

あなたのこれからの生活が、

**「しっかり噛める安心感」**とともにあるよう、私たちは全力で支えます。

 

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診療944日目、ふるさと納税でインプラント治療?

2026年4月9日

こんにちは、椎名町駅えがお歯科です。

 

ふるさと納税でインプラント治療?

― 札幌市の新しい取り組みから考える「治療の選択肢」とお金の話 ―

「インプラントは気になるけれど、費用がネックで一歩踏み出せない」

20〜30代の患者さんから、こうした声を耳にすることは決して少なくありません。

そんな中、2025年12月より札幌市が全国の自治体で初めて、インプラント治療を“ふるさと納税の返礼品”として採択したことが発表され、歯科医療業界でも大きな注目を集めています。

 

椎名町駅えがお歯科では、インプラント治療は行なっておりませんので、

直接的な関係はないのですが、あまりにもびっくりしたニュースでしたので題材に選びました。

 

今回はこのニュースをきっかけに、

•そもそも「ふるさと納税」とは何か

•「医療費控除」とはどう違うのか

•インプラント治療を検討する際に、20〜30代が知っておくべき現実的な視点

を、当院の立場を明確にしながら解説します。

なお、本記事で紹介する「ふるさと納税返礼品としてのインプラント治療」は札幌市および特定医療機関での取り組みであり、当院は対象外です。

制度の誤解を避けるため、あらかじめ明記いたします。

 

そもそも「ふるさと納税」とは?

ふるさと納税とは、応援したい自治体に寄付を行うことで、

実質2,000円の自己負担を除いた金額が所得税・住民税から控除される制度です。

多くの方は、

•食品

•日用品

•旅行券

などの「返礼品」をイメージされるかもしれません。

今回札幌市で採択されたのは、その返礼品として

「インプラント治療に使えるクーポン(10万円分)」

を提供するという、これまでにない医療分野での活用でした。

高額になりやすい自由診療を、制度面からサポートしようとする点で、

非常に先進的な試みと言えます。

 

医療費控除とは何が違うの?

インプラント治療を考える際、もう一つ知っておきたいのが医療費控除です。

医療費控除とは、

1年間(1月〜12月)に支払った医療費が一定額を超えた場合、確定申告を行うことで税金の一部が戻ってくる制度です。

インプラント治療は保険適用外の自由診療ですが、

•機能回復を目的とした治療

•医師が必要と判断した治療

であれば、医療費控除の対象になるケースが一般的です。

 

“重要な違い”

ふるさと納税:寄付を通じた税控除+返礼品

医療費控除:支払った医療費に対する事後的な税控除

つまり、医療費控除は多くの歯科医院で共通して利用できる制度であり、

ふるさと納税型インプラントは、特定地域・特定施設に限定された取り組みです。

 

20〜30代でインプラントを考える意味

「インプラントは年配の人の治療」というイメージを持たれがちですが、実際には20〜30代で検討される方も年々増えています。

背景には、

•歯周病の若年化

•先天欠損や外傷による歯の喪失

•ブリッジや入れ歯に違和感を覚える

といった理由があります。

 

若いうちに治療を行うメリットは、

•周囲の歯を守りやすい

•噛み合わせの安定が長期的に期待できる

•生活の質(QOL)への影響が大きい

という点にあります。

一方で、費用・治療期間・メンテナンスといった現実的な要素を、

冷静に理解した上で判断することが不可欠です。

 

大切なのは「制度」より「中身」

今回の札幌市の取り組みは、

地域医療の質が評価され、全国から支えられる仕組み

という点で、非常に意義のあるモデルケースです。

ただし、インプラント治療において最も重要なのは、

•正確な診断

•治療計画の妥当性

•術後の長期管理体制

であることは変わりません。

制度はあくまで「選択肢を広げる手段」であり、

どこで、誰に、どのような治療を受けるか

を見極めることが、将来の安心につながります。

 

当院のスタンスについて(重要)

繰り返しになりますが、

当院は、ふるさと納税返礼品としてのインプラント治療の対象施設ではありません。

その代わり、

•十分な説明

•複数の治療選択肢の提示

•医療費控除を含めた費用面のご相談

を通じて、患者さんが納得した上で治療を選べる環境づくりを大切にしています。

「いま治療すべきか」「他の選択肢はないか」

そうした迷いも含めて、相談すること自体が第一歩です。

 

まとめ

インプラント治療を取り巻く環境は、制度面でも少しずつ変化しています。

今回のニュースは、その象徴的な一例と言えるでしょう。

ただ、どんな制度があっても、

自分の口の中に合った治療かどうか

を判断する軸は変わりません。

将来の自分が後悔しない選択のために、

まずは正しい情報を知ることから始めてみてください。

歯の話は後回しにしがちですが、

気づいた“今”が、いちばん若いタイミングです。

診療940日目、スマホ首が口の中を変える?

2026年4月3日

こんにちは、椎名町駅えがお歯科です。

 

姿勢と歯並びの意外な関係

― スマホ首が口の中を変える?

スマホやタブレットが生活の一部になった現代。

中高生の毎日は、勉強、連絡、娯楽の多くを画面越しに行う時間であふれています。

その一方で、近年歯科の現場では「歯並び」「噛み合わせ」「口呼吸」に関する相談が増えています。

その背景に共通して見えてくるのが、姿勢、特にスマホを見るときの首の位置です。

 

このブログでは、中高生とその保護者の方に向けて、「姿勢」と「口の中」の意外な関係を、

できるだけわかりやすく解説していきます。

 

姿勢が悪いと、なぜ口が開く?

人の頭の重さは体重の約10%ほどあり、見た目以上に重たいものです。

本来、正しい姿勢では、耳・肩・腰が一直線に並び、首やあごの筋肉は無理なくバランスを保っています。

しかしスマホを見るとき、多くの人は画面をのぞき込むように首を前に倒します。

この状態では、頭の重さを首やあごの筋肉だけで支えることになり、筋肉はすぐに疲れてしまいます。

その結果、下あごを引き上げておく力が弱まり、口が自然と開きやすくなります。

「ぼーっとしていると口が開いている」

「集中すると口が開く」

こういったクセは、性格やだらしなさではなく、姿勢の負担が原因になっていることも少なくありません。

 

首・肩・あごはチームで動いている

首、肩、あごは別々の場所にあるように見えますが、実際には筋肉や骨格でつながり、連動して動いています。

首が前に倒れると、肩は内側に入り、背中は丸くなります。すると下あごは後ろに引かれ、噛み合わせの位置が不安定になります。

成長期の中高生は、骨や筋肉がまだ発達途中です。この時期に姿勢の乱れが続くと、あごの成長方向や、

歯が並ぶためのスペースにも影響が出る可能性があります。つまり、姿勢は「今の体」だけでなく、

「これからの口の中」にも関わっているのです。

 

歯並びや噛み合わせへの影響

姿勢が悪いからといって、すぐに歯並びが悪くなるわけではありません。

しかし、

  • 口呼吸になりやすい
  • 舌が正しい位置に置かれない
  • あごの位置が安定しない

といった状態が長く続くことで、歯並びや噛み合わせに影響するリスクは高まります。

 

特に重要なのが舌の位置です。

舌は本来、上あごに軽く触れる位置にあり、内側から上あごの成長を支えています。

しかし猫背やスマホ首で口が開いた状態が続くと、舌は下に落ちやすくなります。

その結果、上あごの横への成長が妨げられ、歯が並ぶスペースが不足し、

歯並びがガタガタになる原因の一つになることがあります。

 

家でできる姿勢セルフチェック

ここで、家で簡単にできる姿勢チェックをしてみましょう。中高生も、保護者の方も一緒に確認してみてください。

  1. 壁にかかと、お尻、背中、後頭部をつけて立つ
  2. その状態で顎が無理なく引けているか
  3. 口を閉じたまま、鼻で楽に呼吸できるか

どこかが苦しい、後頭部が壁につかない、顎が上がってしまう場合は、首や背中に負担がかかっているサインです。

また、スマホを見るときの姿勢も要チェックです。

画面を目の高さまで上げ、首だけが前に倒れていないか意識してみましょう。肘を机や膝に置くだけでも、

首への負担は減らせます。

 

完璧じゃなくていい、まず気づくことが大事

姿勢は一日で完璧に直るものではありません。大切なのは「気づくこと」です。

  • スマホを見ているとき
  • 勉強しているとき
  • テレビを見ているとき

ふとした瞬間に、首の位置や口の開き方を意識するだけでも十分です。

少しずつ意識を重ねることで、体と口の中は確実に変わっていきます。

保護者の方へ。姿勢や口のクセを指摘するとき、「また猫背!」と注意するよりも、

「首、疲れてない?」と声をかけてみてください。責めるより、体の感覚に気づかせる方が、

子ども自身が前向きに取り組みやすくなります。

姿勢は、歯並びや噛み合わせ、呼吸、そして将来の健康にもつながっています。

スマホ時代だからこそ、体と口のサインを見逃さず、できるところから整えていきましょう。

初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

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