診療376日目、クルクミンを多く摂れる食品
2023年11月21日
こんにちは、椎名町駅えがお歯科です。
クルクミンを多く摂れる食品は?

クルクミンは一体どのような食品に多く含まれているのでしょうか。
代表的な食品として以下の2点が挙げられます。
- カレー
- たくあん
それぞれ解説していきます。
- カレー
前提として、秋ウコンを粉末化したスパイス(ターメリック)に、クルクミンは多く含まれています。
そのため、スパイスを使って作るカレーには、クルクミンが多く含まれています。
鮮やかな黄色い色素であるクルクミンが、カレーの独特な色合いを作りだしています。
意識して摂取したい方は、カレーを作る際に使用するようにしてみるとよいでしょう。
- たくあん
たくあんは大根の漬物ですが、色付けをする際の着色料としてクルクミンを使用します。
クルクミンは天然の着色料であるため、安心して口にすることができます。
その他食品
また、その他にも、以下の食品にクルクミンが含まれています。
- 栗のシロップ煮
- ピクルス など
肝臓の機能の改善は嘘?副作用について

肝臓の機能を良くするといわれているクルクミン(ウコン)ですが、実は信憑性に欠ける可能性もあります。
なぜなら、ウコンを摂取することにより肝臓を悪くした事例も存在しているからです。
一体なぜ肝機能を悪くしてしまったのでしょうか。
[肝機能を悪くした事例]
まずは、肝機能を悪くしてしまったとされる事件について説明します。
2004年10月に起こった、ある女性(以下Aさんと記述)の事例についてです。
Aさんは、病院で肝硬変の診断を受けました。
診断を受け、デパートで購入した粉末状のウコンを、毎日スプーン1杯分を服用していたそうです。
しかし、ウコンを服用して約2週間が経過したところで症状が悪化し、病院を受診します。
病院で確認したところ、腹水がたまっていることが認められ、入院となりました。
その後、約3ヶ月間治療は行われましたが、残念ながら病院でお亡くなりになりました。
Aさんだけでなくその後もウコンによる副作用の報告が続きました。
そして、2012年2月に日本医師会がウコンの安全性に警鐘を鳴らしました。
2017年8月には、国民生活センターも注意喚起を行っています。
出典:全日本民医連「くすりのはなし」
参考:国民生活センター「健康食品の摂取により薬物性肝障害を発症することがあります」
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一体なぜ、ウコンによって肝臓を悪くしてしまったのでしょうか。
原因として以下が考えられます。
- アレルギー性によるもの
- 鉄分の過剰摂取によるもの
ウコンそのものの鉄分含有量が過剰に多いわけではありません。
しかし、鉄分を多く含んでいるウコン製品が流通している可能性があります。
特に、C型慢性肝炎で治療中の方などは、鉄分の過剰摂取によって異常が起こりやすくなるため注意が必要です。
また、ウコンによる以下の作用は動物実験による研究データに基づいている可能性があります。
- 肝臓の機能を良くする作用
- 二日酔いを改善・予防する作用
実験の対象が人間でなかったり、販売企業独自の研究であったりする可能性があります。
上記の2つの作用に関しては除外して考える方が無難でしょう。
そもそもクルクミンは効果なし?
研究ではクルクミンの効果が見られるが、人間で試したときになかなか認められないというケースも多く報告されています。
なぜなら、クルクミンには、以下のような特徴があるからです。
- 水に溶けにくい成分のため
- そのまま摂取しても身体の中に吸収されにくいため
- クルクミンに含まれる成分がさまざまな成分と反応してしまうため
- クルクミンは不安定な成分であるため
そのため、クルクミンは効果が出にくいといわれています。
しかし、最近ではクルクミンを使ったサプリメントなどが多く販売されています。
中には、高吸収タイプのものもあり、より効果的な摂取ができるようになっています。
摂取する際は、1日の許容摂取量やアレルギー反応などに留意するようにしてください。
ちなみに、国際機関JECFAでは、クルクミンの1日の許容摂取量を以下のように設定しています。
体重1㎏に対して3㎎まで
体重70㎏の方(成人)の場合210㎎まで
また、肝臓機能の不具合がある方だけでなく、以下に該当する方も安全性が保障されていません。
- 授乳中の方
- 妊婦の方
- 未成年の方
不安に感じる場合は、クルクミンやウコンのサプリメントの服用を控えるようにしましょう。






