診療1012日目、「消毒」「除菌」「殺菌」のちがいを知っておこう!
2026年7月16日
こんにちは、椎名町駅えがお歯科です。
小学生のいるご家庭へ
手洗い・うがいは「一番身近で、いちばん強い予防」です

毎日元気に学校へ通う小学生。
その一方で、風邪やインフルエンザ、胃腸炎など、集団生活ならではの感染症も気になりますよね。
「アルコール消毒をしているから大丈夫」
そう思っていませんか?
実は、子どもの感染予防で本当に大切なのは、手洗いとうがいです。
今回は、保護者の方に知っておいてほしい“正しい予防の考え方”を、歯科医院の視点からお伝えします。
「消毒」「除菌」「殺菌」…実は意味が違います
ドラッグストアには
「消毒」「除菌」「殺菌」と書かれた商品が並んでいますが、
これらはすべて同じ意味ではありません。
• 消毒:菌やウイルスを感染しにくい状態にする
• 除菌:数を減らす
• 殺菌:菌を死滅させる
大切なのは、
👉 どの場面で、どの方法が必要か を知ることです。
新型コロナやインフルエンザに効くのは「アルコール」
新型コロナウイルスやインフルエンザは、
アルコールで壊れやすい構造をしています。
そのため、
• 手すり
• ドアノブ
• 共有物
などには、アルコール消毒が有効です。
ただし、使い方を間違えると効果は下がります。
アルコール消毒の大事なポイント
✔ 濃度は70%以上
消毒用アルコールは、70%以上のものを選びましょう。
✔ 手が「乾いてから」使う
手洗い直後で手が濡れたままだと、
アルコールが薄まり、十分な効果が出ません。
💡 ここがポイント
子どもは「急いでシュッ」が起こりがち。
タオルでしっかり拭いてからが大切です。
子どもには「手洗い」がいちばん大事
「アルコールは子どもに使わせていいの?」
と不安になる保護者の方も多いと思います。
実は、正しい手洗いだけでも十分な予防効果があります。
厚生労働省によると、
• 石けんで10秒もみ洗い
• 流水で15秒すすぐ
これだけで、ウイルス量は大きく減少します。

👉 小学生には
「帰ったら手洗い」→「うがい」
この習慣づけが何より重要です。
ノロウイルスにはアルコールが効きません
冬場に流行しやすい
• ノロウイルス
• ロタウイルス
これらはアルコールが効きにくいウイルスです。
この場合は
• 石けんでの手洗い
• 洗剤を使った清掃
が有効になります。
お家の中は「洗剤+こまめな掃除」で守れます
キッチンや床、おもちゃなどは、
洗剤に含まれる界面活性剤でもウイルス対策ができます。
特別なものを揃えなくても、
毎日の掃除が感染予防につながると考えてください。
塩素系漂白剤を使うときの注意点
ドアノブやトイレの消毒には、
薄めた塩素系漂白剤が有効です。
ただし、
• 金属製には使わない
• 手指には絶対に使わない
• 作り置きしない
この3点は必ず守りましょう。
まとめ|子どもを守る一番の習慣
✔ 帰宅後の手洗い・うがい
✔ 正しい手洗いの習慣
✔ 家庭内のこまめな掃除
これらは、どれも特別な道具がなくてもできる予防です。
歯科医院として、
お口の健康だけでなく、ご家族全体の健康を守る情報も大切にしています。
ご家庭での感染対策について、
気になることがあればお気軽にご相談ください。







