診療222日目、歯並びの名前《叢生》
2023年4月17日
こんにちは、椎名町駅えがお歯科です。
今日からしばらく歯並びの名前とその特徴を紹介していきます🙋♀️

まずひとつめは《叢生》です。「そうせい」と読みます。
ぱっと見「ぎょうせい」に読まれがちですが・・・受付もたまに迷いますが・・・
「そうせい」です!(大切なことなのでリフレインします)
叢生とは歯並びがでこぼこ、ガタガタに生えている状態のことをいい、「乱杭歯」とよばれることもあります。
犬歯が大きく飛び出して生えている「八重歯」や、歯がねじれて生えている「捻転」も叢生の症状のひとつです。
日本人の不正咬合の44.3%が叢生に該当します。
このブログを書いている受付も上の歯が一本だけやや捻転しているため、パッと見た目は正常ですが、
正式には叢生の部類に入ります。

日本人は顎の骨格が小さく、乳歯から永久歯に生え変わる際に、犬歯やその周辺の歯が入るための
十分なスペースがないために、歯列からはみ出て生えてしまうのです。
親知らずが斜めに生える、真横に生える原因も顎の小ささによります。
また「舌を咬む」「指を咬む」などの日常のクセでも叢生の要因になりますので、気をつけましょう⚠️
特に日本人の上顎の場合、50%の方が、
前から6番目の歯→1番目の歯→2番目の歯→4番目の歯→3番目の歯(犬歯)→5番目の歯→7番目の歯の順に歯が生え変わります。

隙間不足が不足した状態だと、後半に生え変わる犬歯は歯列から外れて表側に生えてきてしまいます。
そのため矯正治療を開始するタイミングが「犬歯が生えてから」と説明する医院が多いです。
このような理由以外にも、遺伝や食生活、歯の大きさが関連していると考えられます。
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叢生の度合いがひどい場合には、後から生えてくるはずの永久歯が出てこられず、
「埋伏歯」という状態になってしまうこともあります。
「先天性欠損」という生まれつき歯がない状態なのか、「生えるスペースがなく歯茎に埋まっている」状態なのか、
レントゲンを撮ることで確認するできます!✨

叢生の大きな原因のひとつとして、顎の骨が小さく歯が骨格内に収まり切らずはみ出てしまうため、
歯が重なり合って生えてしまうことは挙げられます。歯みがきが難しく食べカスが残りやすいため、
虫歯や歯肉炎を引き起こすリスクが高くなります。
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きちんと歯が並ぶためには、顎に十分なスペースが必要です。
叢生の患者様はそのスペースが足りていないことが多いため、顎の骨を広げる治療や、
やむを得ず抜歯によってスペースを確保することがあります。






