診療576日目、「うちの子・・・口が臭いんです」
2024年9月6日
こんにちは、椎名町駅えがお歯科です。
数ヶ月に一度、このホームページの担当さんとブログ担当で、
定期報告会を開いてどんな内容のページが、ブログの内容が読まれているか
情報共有を行い、そのお話を元に今後の方向性を考えています。
以前こちらにも書いたかもしれませんが、
実はこのブログ担当が気になったこと・知ったことを自由気ままに
書いている中、今年の初めに異常事態が起きていました🚨
・・・何とバズっていたんです。
じんわりと今もバズっています。
うんちと犬の話題でバズっています。
ブログ担当の迷走が表面化したようで、非常に面白い現象だなと笑ってしまいました。
ただですね、椎名町駅えがお歯科は歯医者なんですね😅
たまにバラエティ的な内容で話題になってくれるのはよし、
歯科の内容でも話題性の強いものを取り上げようとという考えに至っております。
前置きは長くなりましたが、
夏休みということもあって、7月8月は非常にお子様の来院が増えました。
この2ヶ月でご家族様から相談のあったことをいくつか取り上げていきたいです!
子供の口臭がドブ臭かったり、うんち臭いと思ったことありませんか?

口臭は、誰にでも一定程度存在します。
いくらお口がきれいでも、まったくの無臭ということはありません。
私たちが生き物である以上、吐く息にはなんらかの成分が含まれ、臭いを伴います。
ただ、近くにいるだけで伝わるような強い口臭、独特の臭いをもつ口臭がある時には、注意が必要です。
子供の口臭がドブ臭い・うんち臭い、その他不快に感じてしまった時には、放置してはいけません⚡️
.
子供の口臭は、子供本人ではなく親御さんが悩んでいることがほとんどです。
子供に口臭があると、学校でいじめに遭うのでは?と心配になるからです。また、お母さんお父さん、家族が
元々口臭に対して不安を抱いていたり悩んでいたりする場合も、子供に対して神経質になってしまいます。
ただ、本人は気にしてはいないので、口臭に関して親が子供に話す言葉には注意が必要です。
なぜなら、息ってくさいんだ、という感覚がまだないときに、臭いと表現されてしまうのは、
そこから逆に悩みになる引き金になるからです。
さりげない一言であっても、「くさい」という表現は人格を著しく傷つけてしまいその頃の心の傷が、
成人になるまで影響を与えることが多くなります。多くの患者様を診てきて、きっかけの大半が幼少期や思春期の母親の一言から悩んでいたりします。
子供の口臭の指摘をしてしまったときは、指摘をしたことに責任を持つことが必要です。
子供は自分からは言えなくても、口臭を密かに気にし出したりするのです。
臭わないときには「全然、臭わないよ」と言ってあげることがとても重要です。

心配のない口臭
起床直後は、口腔が不衛生でやや口臭が強くなります。緊張している時も、唾液が少なくなり、
同様に口臭が増します。また、臭いの強いものを食べれば、その食べ物の臭いに近い口臭が発生します。
ただ、こういった時に生じる口臭は、特に心配する必要はありません。いずれも歯を磨いたり、水を飲むなどすれば改善します。
子供の口臭の原因は、大きく以下のように分類されます。

1.ケアの不足・虫歯
歯磨きなどの毎日の口腔ケア、歯科医院での定期的なケアが不足している状態です。
プラーク中で細菌が増殖し、嫌な臭いを発します。
タンパク質を含む神経まで進行したような虫歯も、腐敗したような嫌な臭いを引き起こします。
2.内臓の病気
胃腸の病気、鼻や喉の病気も炎症や潰瘍に伴う嫌な臭いの原因となります。
便秘になると直腸に長い時間うんちが残った状態が続き、悪臭のガスが大量に発生します。
「呼気口臭」により排出される口臭も増えることになります。
悪玉菌も増えやすくなり、腸内環境の乱れにもつながります。腸内環境が悪化すると
便秘になりやすくなるため、悪循環となってしまいます。
主に小学生の子供はうんちをすることに「恥ずかしい」という意識を抱きがちなため、
学校で便意を催しても我慢することが少なくありません。学校で排便を我慢することによって便がたまり、
たまった便が直腸を広げて便意を感じさせにくくなるという、便秘の悪循環が起きます。
3.食べ物・飲み物
腸内にある食べ物のカスを悪玉菌が分解し、便特有の臭いである「インドール」や「スカトール」という悪臭成分を発生させます。
悪臭成分を含んだガスは腸から血液に溶け込んで全身を巡り、肺に辿りつくと呼吸とともに口から外に排出され口臭になります。
これが、うんち臭い口臭の正体「呼気口臭」です。口がうんち臭い場合の原因は、腸内に潜んでいるのです。
ご説明した通り基本的に“心配のない口臭”ですが、
食べかすを放置していれば臭いは強くなりますし、虫歯のリスクも高まります。

4.口呼吸・ドライマウス
口呼吸によって口内が乾燥し、唾液の量が減少する「ドライマウス」も
口臭の原因となり、近年は子供にも増加しています。
唾液には細菌の繁殖を抑えて口内環境を清潔に保つ役割がありますが、
口呼吸をすると口の中が乾燥して唾液の量が減少し、細菌が繁殖します。
この細菌の塊が歯垢(プラーク)や舌に付着する舌苔(ぜったい)となり、ひどい悪臭を放ちます。
歯垢や舌苔といった細菌が増えると、口臭だけでなく虫歯や歯肉炎になる危険性が高まります。
子供が口呼吸をする原因には、
・口回りの筋力が弱くて「お口ポカン」状態になっている
・風邪やアレルギー性鼻炎による鼻づまり、アデノイド(咽頭扁桃)が肥大して鼻の通りが悪くなっている
・姿勢が悪く、肺へ空気が効率的に送られないために口での浅い呼吸が増える
などが挙げられます。
5.生理的な現象
起床直後や緊張時に強くなる口臭です。
こちらも基本的に“心配のない口臭”です。
子供の口臭の原因は鼻づまりのケースも多い!?
子供の口臭が強い気がする、けれど虫歯はないし、歯科医院で定期検診も受けている…
そういった場合に考えられる原因が鼻づまりを伴う疾患です。
アレルギー性の鼻炎・喘息・慢性副鼻腔炎(蓄膿)・アデノイド肥大などがこれに該当します。
慢性的な鼻づまりは、しばしば口呼吸を引き起こします。
さらに口呼吸は口腔の乾燥や歯並びの乱れにつながることがありますので、
根本的な原因である病気はしっかりと治しておくことが大切です。
子供の口臭の歯医者でできる対策方法
歯科医院で受けられる口臭対策として、以下のようなものがあります。
椎名町駅えがお歯科でも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
- 虫歯の治療
- クリーニング、歯石取り
- セルフケア、仕上げ磨き指導
簡単に「口が臭い」と言っても、原因と解決策はこのように様々なのです。
当院でご相談くださったお子様のほとんどは鼻詰まりによる口呼吸が口臭を引き起こしておりました。
「え!?こんなこと歯医者で相談していいの!?」と
決して遠慮はなさらず、気になったことはおっしゃてくださいね☺️






