診療165日目、紹介状について
2023年1月23日
こんにちは、椎名町駅えがお歯科です。
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昨晩、Google口コミに星ひとつだけ付けた方がいらっしゃいまして、
何がいけなかったんだろうと夜更かししてしまった受付です😢
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紹介状をご存知でしょうか?
もちろん、当院からも紹介状を出すこともありますし、
他院様から受け取ることもございます。
病院に診察に行った際、「紹介状をお持ちですか?」と
尋ねられた経験のある方もいるのではないでしょうか。
実はこの書類、効率的に自分に合った治療を受ける上で大きな役割を担っているんです。
紹介状とは一体どんなものなのか?
その有無によってどんな違いがあるのか?
受診前にこれだけは押さえておきたいポイントを紹介します。
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正式には「診療情報提供書」といい、かかりつけ医が紹介先の診療科や医療機関宛てに
患者の情報を伝えるものです。例えば、かかりつけのクリニックで脳梗塞の疑いがあると診断、
詳細な検査や高度医療が必要と判断された場合、専門の神経内科や病院へ紹介されますが、
このときに必要なのが紹介状です。
紹介状は単なる形式上のものではなく、患者の病状や既往歴、検査結果などが記載されており、
かかりつけ医と他の医療機関が連携を図る上で活用されます。
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紹介状の主な内容
- 氏名、生年月日、性別、住所など 患者の基本情報
- 紹介の目的(検査や入院、手術など)
- 主な症状や疑われる病名
- 病状や治療経過
- 投薬内容
- アレルギー歴や患者の背景
医師は医療上に必要だと「医師自身が判断した場合に」
「書くことができる」ものです。
はい、大切なことですので、長文を大文字にしました👀
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紹介状があると、受診がスムーズになります。
病状や治療経過といった医療情報が引き継がれるわけですから、
その分紹介先での問診や初診にかかる時間が短縮できます。
また、検査の重複やそのためにかかる余分な検査費用などが防げるというメリットも。
何より、かかりつけ医に専門的診療の必要性を選別してもらうことで、
自分の症状に適した検査や治療を受けることができるので、
長い目で見て自身や大切な家族の健康な暮らしにつながります。