診療366日目、愛犬への歯磨きが大切と聞いたけど、絶対しないといけないの?
2023年11月6日
こんにちは、椎名町駅えがお歯科です!
さてさて、ワンちゃんのお口のお話、もう少し続きますよ〜!
愛犬への歯磨きが大切と聞いたけど、絶対しないといけないの?

愛犬への歯磨きの必要性がイマイチわからないという飼い主さんも多いのではないでしょうか。
結論から申し上げると、犬の健康管理に歯磨きは欠かせません。本記事では歯磨きをしなかった
場合に考えられるリスクを紹介していきます。
また、これから愛犬の歯磨きを始める方に向けて、犬の歯磨きのやり方とコツ・ポイントも解説していきます。
歯磨きのサポートアイテムも紹介しますので、愛犬の歯みがきの習慣化にお役立てください!
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愛犬の歯磨きをしないとどうなるの?
歯磨きを行わない場合、どのようなリスクがあるのでしょうか?
歯磨き不足で歯周病が発生する
歯磨き不足は歯周病の原因となります。
先述のように、犬の口内はアルカリ性で、溜まった歯垢は口内の細菌やミネラル分で硬い歯石となります。
歯磨きを怠ってしまうと歯石はどんどん増加して、歯と歯ぐきの間である「歯周ポケット」の溝に入り込みます。
そこから炎症を起こし、やがては歯周病に発展してしまうのです。
歯周病を引き起こす歯垢や歯石は「細菌」のかたまり。歯周病になると腐敗臭のような口臭がしたり、
重症化すると鼻腔炎を引き起こしたりするケースもあります。

歯周病による症状例
- 生臭いニオイの口臭がする
- 口を気にする
- 噛むときに痛がるそぶりを見せる
- くしゃみ・鼻水・鼻血がでる
歯周病が原因で骨に影響が出る
歯周病が悪化すると歯槽膿漏になり、歯の土台が弱くなってしまい歯がグラグラしてきます。
下あごの歯周病が進行するとあごを支えている部分がもろくなり、あごの骨を骨折してしまうなどの重い症状が出るケースもあります。
歯周病が原因で内臓に影響が出る
歯周病が原因で口内に炎症や出血が起きると、血管に細菌が侵入します。
血液は全身を循環するので、歯周病が原因で心臓や腎臓に負担をかける可能性もあると言われています。

愛犬の歯磨きのやり方とコツ
愛犬の健康管理のためには歯周病にさせないことが大切です。愛犬への歯磨きのやり方とコツについて紹介します。
歯磨き習慣のない愛犬の飼い主さんにとって歯磨きは、「むずかしそう」「愛犬が嫌がる」と、なかなかいいイメージを描けないかもしれません。
でも、歯磨きも段階を踏んで慣らしていけば、愛犬との新しいコミュニケーション手段に!愛犬との楽しみがまた一つ増えますよ♪
愛犬に歯磨きに慣れてもらうためには、次のようなやり方で進やり方でめていきます。
用意するもの
- 歯ブラシ
- 歯磨きペースト
- おやつ
【ステップ1】愛犬の口元を触る
まずは、愛犬の口元にふれ、口元を触られることに慣れさせることから始めます。
普段のしつけと同じように、できたら(=触らせてくれたら)ほめてあげましょう!
【ステップ2】歯や歯ぐきにも触り、できたらごほうびをあげる
「口まわりを触られる=いいことがある」と、愛犬に覚えてもらいます。ごほうびのおやつを片手でにぎり、触る→ごほうびを繰り返します。
【ステップ3】指を口の中へ入れ、できたらごほうびをあげる
歯・歯ぐきだけでなく、口内全体を触っても大丈夫なようにします。手の中のおやつを使って「待て」をさせ、唇をめくるといいでしょう。
触らせてくれたら、「お利口さん!」「GOOD!」などしっかりほめておやつをあげましょう。
【ステップ4】指に歯磨きペーストを付けて指磨きをする
いきなり歯ブラシを使わないのがポイントです。まずは指を使い、ペーストが歯に付く感覚に慣れてもらいましょう。
【ステップ5】歯ブラシに慣れさせたら、前歯から順番に磨いていく
指みがきが慣れてきたら、今度は歯ブラシを持つ手でおやつを与え、歯ブラシに良い印象を持たせます。
回数を重ね、徐々におやつ抜きでも歯ブラシに抵抗がない状況になるまで、愛犬と一緒に頑張っていきましょう!
歯ブラシに抵抗がなくなったら、次はペーストを塗った歯ブラシを優しく歯ぐきにあて、前歯から順に磨いていきましょう。
問題なくできたらおやつを与え、しっかりほめてあげてくださいね。






