診療357日目、「MIペースト」はご存じでしょうか?
2023年10月23日
こんにちは、椎名町駅えがお歯科です。
皆さん、「MIペースト」はご存じでしょうか?

豊富なミネラル(カルシウム、リン)や口腔内環境の中和作用と緩衝作用をもつCPP-ACP
(リカルデント)を含んだ口腔ケア製品です。ブラッシングの後に、歯面に塗布するだけの簡単な操作で使用できます。
ただし!牛乳アレルギーの方は使用しないでください。
リカルデントガムと同じ牛乳由来成分 CPP-ACP が含まれております。
MIペーストは虫歯予防にはもちろんのこと、初期の虫歯が発生して歯の表面が白濁してしまった
部分にも効果のあるペーストです。歯磨きの後に、歯ブラシや綿棒で塗布して使います。
もちろん虫歯の度合いなどにより個人差はありますが、MIペーストを使うことで白濁の面積が小さくなったり、治る可能性もあるのです。

そもそも、なぜ虫歯ができるのか
私たち人間の歯は、常に変わらず口の中に存在しているように思えます。
しかし実は、日常生活の中でごく僅かな変化を繰り返しています。
たとえば、食事をした時・・・
口腔内の細菌の作用によって口の中が酸性に傾き、歯のカルシウムの成分が唾液中に溶け出します。
その後、口の中は1時間近くかけて中性に戻っていきますが、その際にカルシウムの成分も歯に戻っていきます。

専門用語では、歯からカルシウムが溶け出すことを「脱灰(だっかい)」、
歯にカルシウムが戻ることを「再石灰化(さいせっかいか)」と言っています。
このようにしてカルシウムの成分は、1日の中で何度も歯と唾液を行ったり来たりしているわけです。

しかし、ジュースをちょこちょこと飲んだりすると、その度に口の中が酸性になるため、
カルシウムの成分もどんどん歯から溶け出ていきます。歯に戻るカルシウムより、
出ていくカルシウムが多くなることで、初期虫歯が誕生します。

特に歯科矯正治療中で歯磨きが難しい方や、ジュースをよく飲む習慣のある方は、
初期虫歯になりやすいので注意が必要です。
初期虫歯は、歯科医院で検診などを受けた際に「治療をするほどではないので様子を見ましょう」
と言われるものです。これは、歯に完全に穴が開いたわけではないため、歯の再石灰化によっては治る可能性があるからです。
しかし初期虫歯は、通常のケアだけではなかなか治りにくいもの。前歯など目立つところにあると、見た目が気になったりしますよね。
そこで、初期虫歯に対してアプローチできるのが「MIペースト」です💡
次回成分など掘り下げてご紹介します!







