診療407日目、米国初代大統領ショージ・ワシントンの肖像

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診療407日目、米国初代大統領ショージ・ワシントンの肖像

2024年1月12日

こんにちは、椎名町駅えがお歯科です。

今日はちょっとした入れ歯のこぼれ話です。

 

米1ドル紙幣に描かれている米国初代大統領ショージ・ワシントンの肖像は有名です。

しかし、じっくりこの肖像画を見ると、口元が少し不自然であると思いませんか。

ジョージ・ワシントンは、若い時から歯が悪く28歳で最初の入れ歯を入れていました。

彼の入れ歯は、予備を含めて6個残っています。当時の入れ歯は1.3kgもあったとのことでした。

1789年(57歳)には、左下の奥歯1本になり、

1796年(64歳)には、最後の一本を抜いています。

実はこの肖像が描かれたとき、ワシントンには歯が1本も残っていなかったのです。

彼はこのとき、総入れ歯を入れていましたが、入れ歯の調子はあまり良くなく、含み綿をして、

頬のふくらみが出るよう工夫したそうです。専門的に見ると、明らかに顔、口元に緊張があり、入れ歯の不具合が窺われます。

記録によると、彼は28歳で部分入れ歯にして以来、生涯7度入れ歯を作っており、そのうち現在も5組保存されています。

当時の入れ歯はスプリングで上下をつなぎ、歯ぐきに押しつけることによって動きを

少しでも止めるようにしたものでした。また、人工歯はカバの歯を使って彫刻したものだと言われています。

そのため、ワシントンもかなり苦労したようで、痛みで公務に出られず、家にこもることもしばしばだったようです。

これに比べ我が国の木彫入れ歯は、16世紀初頭にはすでに現在と同じような形で吸着し、機能することができたという素晴らしいものでした。

我が国の木彫入れ歯を知っていれば、ワシントンもあのような渋面を世界中にさらさずに済んだはずだ、と残念がったことでしょう。

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