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診療575日目、最新・海外のセルフケア事情

2024年9月5日

こんにちは、椎名町駅えがお歯科です。

 

・・・実は本日より当院に新たな歯科衛生士さんがやってきます!

先月より合わせて2人目の新メンバーにドキドキワクワクです☺️

という、近況報告も挟みつつ、本日は「海外の最新セルフケア」のご紹介です!

普段はブログ担当の思いつきや気になることを主だって認めていますが、

たまにはトレンドも押さえていこうと思います🔥

フロスより歯間ブラシが主流?!

海外のセルフケア事情から読み解く、これからの予防歯科のあり方

歯科界では何かと比較される機会が多い、日本と海外の歯科医療。

その中でも欧米諸国で規定されている基準や考え方については、

あらゆるセミナーや書籍で紹介されることが多く、日本の歯科医療従事者にとって臨床のヒントとなるエッセンスが多く含まれています。

 

今回は、スイスに本社を構える株式会社クラデンジャパン(以下、クラデン社)代表の池亀友氏に、

海外のセルフケア事情について伺いました。欧米諸国に何度も訪れた池亀氏だからこそわかる、

ありのままの海外事情を紹介した上で、そこから学ぶべき日本の予防歯科のあり方について一緒に考えていきましょう。

 

“FLOSS OR DIE”はもう時代遅れ?!

近年の海外のセルフケア事情とは?

1997年にアメリカ歯周病学会が発表した衝撃的なスローガン、それが「Floss or Die」です。

皆さんの中にもワードとして聞いたことはありますか?

ブログ担当は、今回初めて目にしました😳⚡️

この広告は、歯周病予防のキャンペーンで作られた広告で、フロスをしていないと口腔内細菌が

身体のさまざまな器官に悪影響を及すため、フロスを使ってブラッシングをしようという内容が記載されています。

アメリカでは約100年前から、国を挙げてデンタルフロスの使用が推奨されてきました。

フロスをするか死ぬか!

ちょっと過激なんじゃない!?という表現ですが、それほど歯周病予防にデンタルフロスが大事ですよ、

という思いが込められているのだと思います。

しかし、数年前にAP通信が報じた記事が話題になりました。

「フロスの有効性を証明する論文の科学的根拠が乏しい」というものです。要するに論文に問題がある

という内容だったのですが、なんとこれがきっかけでアメリカの食事生活指針からデンタルフロスが削除されるという事態にまで発展してしまいました。

なんとアメリカらしいエピソードでしょう・・・

もちろん、科学的根拠が乏しいのだから国としては支持しづらいということではあるのでしょう。

でも、この記事によって、デンタルフロスは効果がないと早合点してしまうのはちょっと待ってください!!

 

しかし2000年に入って間もなく、米国心臓病学会はこの広告の内容を真っ向から否定しました。

2017年11月には、アメリカ歯周病学会(AAP)とヨーロッパ歯周病連盟(EFP)共催のワークショップが

米国シカゴで開催され、そのワークショップで得られたコンセンサスをもとに作られた

EFPのガイドラインでは、以下のように歯間ブラシによる歯間部清掃が推奨されています。

そのためヨーロッパでは、歯間ブラシが歯間清掃用具の第一選択と考えられてきているが、

日本においては、まだまだ歯間部清掃に対する知識や情報がアップデートされていない状況が散見されているでしょう。

EFPのガイドラインにおいては、歯周病治療として4つの連続したステップが推奨されています。

1. 良好な口腔衛生状態と健康的なライフスタイルにより炎症を抑えることは、治療に対する

最適な生体反応を引き出すことや長期に渡り疾患をコントロールのための基礎である。このステップには、

プロフェッショナルによる歯肉縁上のバクテリア(プラークや歯石)の除去も含まれる。

2. プロフェッショナルによる歯肉縁下の歯根面の徹底的なクリニーングと、必要に応じたさらなる治療。

3. 患者によっては、外科処置などのより複雑な治療が必要となる。

4. 歯周病の再発を防ぐためには、長期に渡るサポーティブなケア、それに伴う健康的なライフスタイル、

良好な口腔衛生状態、そしてクリーニングを含む定期検診が必要となる。

 

東京医科歯科大学名誉教授の田上順次先生は、このガイドラインについて、以下のように語っています。

「2017年に開催された「歯周炎の分類に関する世界ワークショップ」では、歯周炎という疾患の程度と

範囲だけでなく、複雑さの程度や個人のリスクについても言及されていた。これを受け、欧州歯周病学会連盟(EFP)は、

本臨床治療ガイドラインを策定した。GRADEという手法によるもので、信頼性の高い(S3)ガイドラインである。

このガイドラインでは、治療の種々の段階での治療方法や、SPC(歯周病安定期のケア)における対応について、

どの程度の強さで推奨されるかが、エビデンスの質をもとに提示されている。現代における、歯周病の治療と予防に

関する最新のデータに基づく信頼性の高い指針であるといえるだろう。

 ここでは、SPC中の歯間部のプラークコントロールに関して、「歯間ブラシの使用」が最高位の推奨(Grade A)となっている。

一方興味深いのは、「デンタルフロスの使用」については、歯周病安定期のケアにおいての歯間部清掃の第一選択としては推奨しない

(Grade B)としていることである。デンタルフロスと歯間ブラシの選択について、EFPとして明確に示したもので、我々としても即座に臨床に反映すべき内容である。」

 

クラデン社では毎年、セルフケア用品の売上についての市場調査を実施しました。2022年のデータによると、

一般市場における歯間ブラシとフロスの売上は、それぞれ80億円と70億7,000万円で大きな差はありません。

一方、歯科医院市場においては、歯間ブラシが27億2,000万円、フロスが13億3,400万円と売上額に2倍以上の差が出ている

この結果から、歯科医院市場では歯間ブラシの重要性が認知されてきているものの、一般市場にはまだ伝わり切っていない

ということが読み取れるのではないだろうか。ここに関しては、歯科医院だけでなく歯科企業からの啓発も今後の課題として挙げられるのかもしれない。

 

欧米諸国では、なぜ高濃度のフッ化物配合歯磨剤や洗口剤が簡単に手に入れられる?

近年では日本国内外問わず、さまざまなセルフケア用品が販売されており、

多くの消費者が歯科医院以外の場所でも簡単にセルフケア用品を購入することができます。

 

特に欧米諸国においては、日本だと歯科専売品として取り扱うような製品でも、スーパーやドラッグストアなどで

手に入れることができ、高濃度のフッ化物配合歯磨剤やフッ化物洗口剤、クロルヘキシジン配合洗口剤等が販売されています。

海外旅行のお土産のまとめサイトなどにもよく紹介されていますね。

 

例えばフッ化物配合歯磨剤の場合、日本では1,450ppmFがもっとも高濃度の歯磨剤として販売されているのに対し、

欧米諸国では5,000ppmFの歯磨剤が、しかもドラッグストアで販売されています。

では、なぜ欧米諸国では、そんなにも高濃度のセルフケア用品を手軽に手に入れられるのでしょうか。

その理由の一つに、欧米諸国では、

歯科医院で処方されたセルフケア用品をドラッグストアで購入するということが習慣化されている国が多いということが挙げられます。

 

それに対し、歯科医院で指導したセルフケア用品を、患者にその場で購入してもらうというモデルが、

古くから確立されている日本の歯科医院です。そんな日本だからこそ提供できる予防歯科が、きっとあるに違いのです。

 

日本だからこそできる理想的な予防歯科のあり方に迫る!

日本において、セルフケア用品を歯科医院で購入する患者が増えていることはご存じでしょうか?

当院でも定期検診以外でもセルフケア用品だけを購入にお越しいただく患者様も増えてまいりました。

前述したクラデン社が行った市場調査によると、歯ブラシの歯科医院市場は年々増加の傾向を辿っており、

2022年時点で全体の2割以上を占めています。

このことからは、院内で処方される歯ブラシの需要が高まっていることが伺えるのではないでしょうか。

先述した通り、日本では患者が歯科医院でセルフケア用品を購入できる環境が整っており、

質の高いプロケアとセルフケアを両立させやすいと考えられます。しかし欧米諸国に比べると、

根拠のある濃度で製品化されているセルフケア用品は少ないのです。

したがって、化学的アプローチが十分に効果を発揮できない可能性がある分、

機械的アプローチの重要性がより高くなってくると期待もできます。

 

SPTやP重防が保険算定できるようになった現代では、日本ではメインテナンスを比較的安価で受けられます。

欧米諸国では日本の約3~5倍ほどの費用がかかるため、患者負担は先進国の中でも圧倒的に低いのです。

それならば、日本だからこそできるところに目を向け、プロケアおよびセルフケアで徹底的な機械的アプローチを行えるよう、

努めていくことが重要ではないでしょうか。

診療573日目、あのコンクールFが2型糖尿病に効果アリ?!話題の論文を徹底深掘り!

2024年9月2日

こんにちは、椎名町駅えがお歯科です。

本日はコンクールFの話題です!

歯科医院だけでなく、薬局やバラエティショプなど街でも購入できるお店が増えていますね。

 

2型糖尿病にコンクールFの使用はどう影響する?

糖尿病の主要な合併症の一つに歯周病があり、相互に悪影響を及ぼすことは周知の事実である。

歯周病の発症には歯周病菌の存在が関与しており、これまでにコンクールFを用いた洗口を行うことで、歯周病菌を減少させることが報告されている。

一方で、2型糖尿病患者がコンクールFを用いることによって、歯周病や糖尿病の病状にどのような影響を及ぼすかは明らかにされていなかった。

.

洗口によってレッドコンプレックスの細菌種数とHbA1c値に変化があるかどうかを検証

大阪府内の糖尿病クリニックを受診中の2型糖尿病患者173人に対し、半年間は水道水で1日1〜3回、その後半年間はコンクールFを用いて1日1〜3回洗口を行わせた。

この研究期間中、被験者がクリニックへ訪問する際は、1~2ヶ月ごとに唾液検体を6~12回採取。そして唾液検体から細菌DNAを抽出し、3つのレッドコンプレックス細菌種を検出した。さらに、血液検体も採取し、HbA1c値を測定した。

そして、水またはコンクールFで洗口した後のレッドコンプレックスの細菌種数の変化に関連する因子を調査するため、以下の5つの臨床因子に基づいて患者を分類。

① 年齢

② ベースラインのHbA1c値

③ 性別

④ 罹病期間

⑤ ベースラインのボディマス指数(BMI)

 

HbA1c値の変化についても、同様の因子について評価した。

 

コンクールF使用群では、68歳以下のレッドコンプレックス細菌種数が有意に変化

1日1回以下の洗口を行った患者(n=12)では、水またはコンクールFによる洗口のいずれにおいても、レッドコンプレックスの細菌種数の有意な減少はみられなかった。しかし1日2回(n=80)または1日3回(n=81)洗口を行った患者においては、水による洗口においては細菌種数の減少がみられなかったものの、コンクールFによる洗口では細菌種数が有意に減少した。

そのため、最終的には1日2回または3回洗口を行った161名の患者を対象とした。HbA1c値に関しては、水とコンクールFによる洗口のいずれも有意に変化しなかった。

ここでは、レッドコンプレックスの細菌種数とHbA1c値に分けて、臨床因子に関する研究結果を示す。

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レッドコンプレックス細菌種数の変化

① 年齢

年齢の中央値で患者を2グループに分類(68歳以下:n=83、69歳以上:n= 78)。

コンクールFによる洗口においては、68歳以下のグループの方が69歳以上よりも有意にレッドコンプレックスの細菌種数が少なかった(P<0.05)。

 

② HbA1c値

ベースラインのHbA1c値の中央値で患者を2グループに分類(7.4%以下:n=92、7.5%以上:n=69)。

コンクールFで洗口した後、2グループ間でレッドコンプレックスの細菌種数の変化に有意差なし。

 

③ 性別

性差(男性:n=105、女性:n=56)を調べたところ、コンクールFによる洗口においては、レッドコンプレックスの細菌種数は男性の方が女性よりも有意に低かった(P<0.05)。

 

④ 罹病期間

罹病期間の中央値で患者を2グループに分類(13年以下:n=87、14年以上:n=74)。

コンクールFで洗口した後、2グループ間でレッドコンプレックスの細菌種数に有意差なし。

 

⑤ BMI

患者をベースラインBMIによって正常と太り過ぎ(<25.0kg/m2:n=110、≥25.0 kg/m2:n=51)のグループに分類。

コンクールFで洗口した後、2グループ間でレッドコンプレックスの細菌種数に有意差なし。

 

※ 水による洗口においては、① 〜 ⑤ のどの因子においても有意差がなかった。

HbA1c値の変化

① 年齢

コンクールFによる洗口後は、68歳以下のグループの方が69歳以上よりもHbA1c値が0.06±0.07%有意に低かった(P<0.05)。

 

② HbA1c値

コンクールFによる洗口後は、7.5%以上のグループの方が7.4%以下よりもHbA1c値が有意に低かった(P<0.05)。しかしHbA1c7.5%以上のグループにおいては、倫理的な観点から血糖コントロール改善のための医療的介入を行っていたため、コンクールFによる改善とは認められなかった。

 

③ ④ ⑤ については、コンクールFによる洗口後の変化に各グループ間で有意差はなく、水による洗口後の変化は ① 〜 ⑤ すべてのグループで有意差がなかった。

よって、コンクールF使用群においては、68歳以下の糖尿病患者でレッドコンプレックスの細菌種数およびHbA1c値が有意に減少する傾向が示された。

 

今回の研究で考慮するべき点

今回の研究では、以下の4つのポイントについて考慮するべきと、論文中で言及されている。

① 研究では、PCR法によって口腔内に存在する歯周病原細菌を検出したのみで、細菌の正確な数や量については計測されていないこと

② 研究は内科クリニックで実施されたため、歯周ポケットの深さなどの口腔内データは収集できなかったこと

③ 各患者で同時に唾液を採取できず、唾液採取前の飲食や口腔清掃などの口腔環境を厳密に標準化できなかったこと

④ コンクールFによる洗口が及ぼすレッドコンプレックスの細菌種数の変化と血糖コントロールへの影響については、患者によってさまざまな個体差があったこと

 

特に④の血糖コントロールについては、他の全身疾患や投薬などの要因が個体差に関連している可能性が考えられる。今後2型糖尿病患者におけるクロルヘキシジン配合洗口液の影響を判断するためには、さまざまな要因を考慮して、さらなる研究を計画する必要があると締めくくった。

 

診療560日目、やっぱり 野菜を食べよう!

2024年8月29日

こんにちは、椎名町駅えがお歯科です。

ブログ担当のパソコンがなが〜〜〜い入院生活から

帰ってまいりました😭😭😭

再び、無理せず更新していきます!

・・・さて、切り替えていきましょう!

.

野菜に含まれる硝酸塩が、プラークの酸産生を抑制することが判明

(東北大学)

こちらのニュースをシャアします🤝

主に葉物野菜等に含まれる「硝酸塩」とは?

硝酸塩は食品中、特に葉物野菜などの野菜に多く含まれており、私たちが日々の食事から常に摂取している成分の一つ。

 

摂取された硝酸塩は、消化管から速やかに体内に吸収され、血液を介して全身の組織を循環し、その一部が唾液腺で濃縮され、口腔内に再び唾液成分として分泌される。そのため、口腔内には硝酸塩が常に存在していることになる。

 

今回の研究グループの先行研究では、硝酸塩は、VeillonellaActinomycesRothiaNeisseriaSchaalia などの広範な口腔常在菌によって亜硝酸塩に代謝されること(Sci Rep, 2020)、そして Veillonella 属を用いた基礎研究では、硝酸塩の豊富な培地で育てた場合に亜硝酸塩産生能が高まること(Appl EnvironmentMicrobiol, 2020)が報告されている。

 

また、亜硝酸塩は抗菌作用に加え、血圧降下作用を有することが報告されている。口腔細菌により産生された亜硝酸塩が、他の口腔細菌に対して抑制的に働き、全身を巡って血圧を制御することで、う蝕などの細菌性口腔疾患や、脳または心臓などの循環器疾患を予防し、口腔さらには全身の健康維持に寄与する可能性に注目が集まっている。

 

しかし、実際のプラークに対する亜硝酸塩産生活性や酸産生(pH低下)抑制作用に対する硝酸塩の影響は不明であった。また近年では、口腔細菌が亜硝酸塩をさらに分解する活性をもつことも示唆されており、プラークによる硝酸塩代謝は、亜硝酸塩の産生と分解の双方を考慮することが必要であると考えられる。

 

そこで今回の研究では、実際のプラークを対象として、亜硝酸塩産生・分解活性を測定し、これらの活性と酸産生活性との関係性を合わせて明らかにすることで、プラークにおける硝酸塩/亜硝酸塩の動態と機能を検討した。

硝酸塩を添加したプラークは、酸産生によるpH低下を有意に抑制

研究では、一般歯科医院を受診した18名の患者の上顎臼歯部から採取したプラーク試料に、口腔と同程度の濃度の硝酸塩および亜硝酸塩を添加し、さらにグルコースを添加した際のpH変化を測定。亜硝酸産生活性および亜硝酸分解活性は、Griess試薬を用いて亜硝酸塩の増減を測定することにより評価した。

 

その結果、硝酸塩の添加はプラークの内因性酸産生によるpH低下を有意に抑制し(p<0.0001)、さらに、グルコース添加後の酸産生に伴うpH低下も有意に抑制した(p<0.02)。また、グルコース存在下では、プラーク中の硝酸塩代謝(亜硝酸塩産生)活性が約3.3倍(p<0.002)に促進された。

 

一方、亜硝酸塩の添加は内因性酸産生によるpH低下を有意に抑制したものの(p<0.0002)、グルコース添加後の酸産生に伴うpH低下は抑制しなかった。また、グルコース存在下では、亜硝酸塩分解活性が有意に促進されたが(p<0.05)、その促進効果は約1.1倍で、亜硝酸塩産生活性と比べて、はるかに弱いものであった。

 

また、採取した全プラーク試料において、亜硝酸産生活性と分解活性が確認されたが、いずれも個人差が大きく、両者間に相関は認められなかった。ただし、亜硝酸塩産生活性は年齢と正の相関がみられた。

今回の研究により、口腔内のプラークでは硝酸塩から亜硝酸塩が産生され、糖代謝に伴うpH低下活性が阻害されることが明らかとなり、硝酸塩がう蝕予防に寄与する可能性が示された。さらに亜硝酸塩産生活性は、グルコース存在下で亢進することが明らかとなり、糖代謝による過剰な酸産生を防ぐ自己調節機構として機能している可能性も示唆された。

 

この結果は、日々の食事に含まれる硝酸塩やそれを多く含む野菜を用いて、新たなう蝕予防方法として開発に貢献できる可能性があり、その実現が期待される。

 

今後は、口腔細菌のより効果的な亜硝酸塩産生条件の模索や、細菌群との最適な共生のあり方などを含め、さらなる研究が進められる予定とのこと。患者が取り入れやすく、尚且つう蝕予防だけでなく全身の健康にも寄与しうる予防方法の開発が進むことを心から願う。

 

少々難しいお話ですが、

サクッとまとめると「やっぱり野菜は健康にいい栄養素が多いからたくさん食べよう!」と

なるのではないでしょうか。

食べて健康に!そのためにも健康な口腔内を保ちましょう!

診療559日目、熱中症対策

2024年8月27日

こんにちは、椎名町駅えがお歯科です。

ブログ担当のパソコンが壊れてしまい、

長らく更新が止まっておりました💦

とはいえ、今回も簡易的なものでお目汚し失礼致します。

 

患者様に中でも熱中症でダウンされた方がいらっしゃいましたので、

予防についてです。

 

 

 

昨日、整骨院の先生と話していたら、

1日2リットルの水分・しかもノンカフェインを

摂取することも大切だと伺いました。

2リットル一緒に目指しましょうね‼️

診療541日目、Let’s つまプル

2024年7月26日

こんにちは、椎名町駅えがお歯科です。

 

三日坊主さん大集合です!

気になる記事を見つけたので、シェアします🤝

連日の猛暑辛いですね〜💦

ただ室内の冷房で身体が冷えていませんか。

固まった筋肉をほぐし、リフレッシュしながら健康的に過ごしましょう☺️

各メディアで話題の「つまプル」をご紹介します。

まずは冷えた体脂肪と凝り固まった筋膜をほぐしましょう🔥

寝る前に寝転がってやってみてもいいかもれませんね。

一日一回身体を動かす習慣を身につけ、

暑い夏を乗り越えましょう!

 

診療540日目、水が飲めないこどもたち

2024年7月25日

こんにちは、椎名町駅えがお歯科です。

突然ですが、「お水」飲んでますか?

今回は水分補給について書いてみます!

水が飲めないこどもが増えている衝撃

「味がしないから苦手」クラスに2、3人もいる

夏の暑さが厳しくなっていくなか、「水が苦手で飲めない」子どもが増えていると言います。

なぜこうした現象が起きているのか、アクアスフィア・水教育研究所代表で武蔵野大客員教授の橋本淳司さんに聞きました。

 

■水が飲めない小学生「各クラスに2~3人も」

 💡水が苦手、水が飲めない子どもが増えているとはどういう状況なんでしょうか?

橋本さん👤

都内の小学校の教員などから「水が飲めない子どもが増えている」といった話を聞きました。

熱中症の疑いで保健室を利用した児童の様子を見ていると、水が飲めない子どもが目につくという

観察結果があったそうです。熱中症の症状が出ている子どもに水を渡しても、「水が嫌い」と、

唇を濡らす程度にしか口に含まない場合もあるとのことです。その話を聞き、いくつかの学校に

ヒアリング調査を行ったところ、各クラスに2~3人は水を飲めない子どもがいることがわかりました。

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各クラスに2~3人は子どもたちは、

💡水をまったく飲まない/飲めないのでしょうか?

橋本さん👤

そうです。「水は味がしないから苦手」という子もいますが、これまで水を飲んだことがない子もいるようです。

こうした子どもは、ふだんから家庭でもジュースやスポーツドリンクを常飲している場合が多いです。

学校の先生の話によれば、親御さんから「うちの子は水が飲めないから、スポーツドリンクを持たせます」と、

言われる場合もあるとのことです。

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家庭での習慣も大きく影響しているのですね

橋本さん👤

そうです。子どもだけでなく、家庭の中で親もジュースやスポーツドリンクで水分補給している場合が多いようです。

この件をNHKのラジオで話をしたことがあるのですが、大きな反響があり、水が飲めない子の親御さんから

「食事中にジュースを飲ませるようになってから、子どもが水を飲みたがらなくなった」という声が多かったです。

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■水を飲む機会が減った2つのきっかけ

💡家庭環境以外の理由で、子どもが水を飲まなくなった要因はありますか?

橋本さん👤

1つはコロナ禍の影響が挙げられます。感染防止のため、子どもたちに水道を使わないよう

指導する学校が増え、子どもたちはお茶などが入った水筒を持参するのが習慣化されています。

遠足などでも水筒に加え、ペットボトルを持って来るよう指導する学校もあるようです。

こうした子どもたちは水道の水を飲まず、水筒やペットボトルで水分補給を行うようになりました。

2つ目は熱中症の増加です。近年、夏の熱さが厳しくなっています。文部科学省も熱中症防止のために、

塩分を含んだスポーツドリンクや経口補水液を飲んだほうがいいというガイドラインを出しています。

こうした風潮から、子どもたちの間でも「水は飲まないほうがいい」という空気があるようです。

とはいえ、スポーツドリンクには大量の糖分が入っています。あまり飲みすぎると肥満の原因にもなりかねません。

健康を考えたうえでも、ふだんからこまめに水をとる習慣をつけることが大切です。

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■水道水は不安?日本の水質基準は厳しい

💡水が嫌いな子どもに対し、水を飲む習慣をつけさせるにはどうしたらいいでしょうか?

橋本さん👤

まずは、家庭の習慣としてみんなで水を飲むことが一番有効です。親が食事中に晩酌をしたり、

甘い飲み物を飲んだりしているのに、子どもにだけ水を飲ませようとしてもムリな話です。

だから、家庭全体で時間をかけ、水を飲むことに慣れていくのが大事です。学校でも意識的に

水を飲ませるようにしたケースがあります。サマースクールや遠足などの行事で、水だけを飲ませるようにしたところ、

水が苦手だった子どもも次第に飲めるようになったというのです。

飲み物も食事と一緒で、濃い味に慣れていると、薄味のものが物たりなく感じがちです。

でも、意識して水を飲む機会を増やすうちに、飲めるようになっていきます。

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💡子どもに水道水を飲ませても問題ないでしょうか?

橋本さん👤

私は問題ないと考えています。日本の水道法では51項目の水質基準項目が定められています。

これは水の汚染の指標であり、消毒効果を知る指標です。とても厳しく管理されているため、

日本は直接蛇口から水が飲める、比較的少ない国のひとつです。世界では4人にひとりにあたる、

約22億人が安全に管理された飲み水を飲めないというデータもあります。私は以前、

インフラ整備の調査のためエチオピアで水汲みを経験したことがあったのですが、

水源地に行くまでに山を越え、片道3時間かかりました。水源地に到着したら1時間ほど休憩し、

20キログラムほどの重い水を背負い、また3時間かけて帰ってくるんです。水を手に入れるため、

非常に過酷な作業を強いられていました。

一方で、日本では安全な水を気軽に手に入れられます。東京に住む子どもが水を飲みたいと思ってから、

飲めるまでの時間を調査したことがあるのですが、平均8秒でした。

安全な水をすぐに飲める環境ですから、ぜひこまめな水分補給を心がけてほしいと思います。

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熱中症予防の一歩として、お水を飲みましょう!

診療535日目、隠れ誤嚥にご注意を

2024年7月18日

こんにちは、椎名町駅えがお歯科です。

 

それは「隠れ誤嚥」ではないですか

あなたも誤嚥している!?

 

まずこちらのテストからお試しください。

いかがでしたか?回数を覚えておいてくださいね。

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朝起きると空咳が出たり、のどが渇いたりすることはあります。

でもそれは年のせいで、食事をしてもむせないし、痰も出ない。夜もぐっすりと寝ているつもり。

だから、特にのどが弱っているとは思えない。

自分は健康だと信じて疑わない人に、知らず知らずのうちに忍び寄る恐ろしい症状があります。

本日のテーマ「隠れ誤嚥」です。

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ひとくちに「誤嚥」といっても、2種類のパターンがあります。

食べ物や飲み物をうまく飲み込めない、本人が自覚できる誤嚥を「顕性誤嚥」といいます。

一方、気づかないうちに唾液や口内の食べかすが気管に入ってしまう誤嚥のことを「不顕性誤嚥」といいます。

自覚症状があり、周囲も異変に気付くことが多い顕性誤嚥よりも、静かに進行する不顕性誤嚥のほうが深刻な肺炎につながるリスクが高くなります。

「隠れ誤嚥」がもっとも起こりやすいのは、睡眠中です。寝ているあいだは、気付かないうちに唾液や口の中に残っている食べかすが気管に入ってしまっても、咳などで排出しようとする「せき反射」が起こりづらいのが原因と言われています。

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年齢に関係なく、就寝中にむせたり、咳が出て起きてしまう人がいるが、こうした場合はむしろ防御反応が正常に働いている証拠でもあります。

ところが年齢を重ねると、せき反射が起こらず、寝ているあいだずっと誤嚥が続いている状態になってしまいます。

こうして咳が長く続き、なんとなく風邪が治らないと思っていたら、気づかないうちに誤嚥性肺炎が進行していた、というのが「隠れ誤嚥」の怖さなのです。

統計上、肺炎で亡くなる人はやはり高齢者に多く、実に95%以上が65歳以上なのです。

「誤嚥性肺炎は、寝ているあいだに鼻腔や咽頭にもともとある定着菌が気道に落ち込んだり、気道にいる菌が誤嚥を契機に活性化することで起こります。いちばん多いのは、もともと保菌していた肺炎球菌が活性化するものです。

65歳以上の人は、全員が睡眠中に誤嚥をしていると言っても過言ではありません。これは、睡眠中に意識レベルが低下することで、もともと低下しつつある嚥下機能がさらに落ち込むために起こります」(東京医科大学八王子医療センター呼吸器内科教授の寺本信嗣氏)

日常生活に支障はなくても、年齢を重ねれば自分も「隠れ誤嚥」を起こしているかもしれないと疑うのが重要です。

大切なのは、「隠れ誤嚥」自体を防ぐのではなく、肺が細菌感染する体内環境をできるかぎり作らないようにすることです。

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加齢は、睡眠中の口内環境にも大きく影響します。人間は40代を過ぎると、唾液の分泌量が減って口内が乾きやすくなります。

そうすると唾液内の雑菌がどんどん増えていくため、「隠れ誤嚥」で肺炎を引き起こす確率が上昇してしまうのです。

こうした状況を改善するためには、こまめに水分を摂り、口やのどの乾燥を防ぐ必要があります。

以下、『フケ声がいやなら「声筋」を鍛えなさい』(晶文社)の著書がある、山王病院国際医療福祉大学東京ボイスセンター長の渡邊雄介氏より。

「いまの時期は空気が乾燥しています。加齢とともに体内の水分保有量は減ってきますが、これはのども同じです。夏は脱水を意識して水分を摂りますが、より乾燥している冬に水分不足になっている人も多いのです。

のどが渇くと、声帯やのど全体の筋力も衰え、誤嚥性肺炎にかかる確率が上がってしまいます。機械に油を差す感覚だと思って、冬場こそ水分を補給するようにしてください」

いびきは危険なサイン

口内の菌そのものを減らすことも対策の一つ。歯磨きを怠っていると、歯に歯垢(プラーク)が溜まり、固まって歯石になります。

歯垢には、1gあたり1000億個もの細菌が潜んでいると言われ、口腔ケアを怠っていると、それがどんどん口の中で増殖していきます。

神鋼記念病院耳鼻咽喉科長の浦長瀬昌宏氏はおっしゃています。

歯磨きは、誤嚥性肺炎の予防としても重要な役割を果たします。特に寝る前はしっかりと時間をかけて歯を磨くようにしましょう。

ポイントは、食後すぐではなく、10~20分経ってから磨くことです。食後は唾液が多く分泌され、口内の細菌を調整しているからです。

口呼吸で口腔内が乾燥しがちな『ドライマウス』の症状がある人や、細菌の層が舌にこびりつく『舌苔』がみられる人は、細菌が増殖しやすいので特に要注意です」

ちなみに、いびきや逆流性食道炎といった持病がある人は、かなりの確率で「隠れ誤嚥」を起こしていると考えたほうがいいでしょう。

これらの持病があり、横向きやうつぶせで寝ている人は、睡眠中に逆流してきた胃酸が気管に入り、炎症を起こすケースが多いのです。

特に身体の右側を下にして眠っている場合、胃のかたちが変わって胃酸が逆流しやすくなり、咳や胸やけの原因にもなる。とはいえ、あおむけに寝ると口が開き、唾液の誤嚥が起こりがちだ。そのため、「左向き」に寝るのが理想の寝相だといえるだろう。

「むせていなくても、食後に痰が増える、食事を終えるのに時間がかかるようになったといった症状があれば、気づかないうちに誤嚥が進行している可能性があります」(西山耳鼻咽喉科医院院長の西山耕一郎氏)

「のど」が発するサインに敏感になる、これが健康長寿の近道です!

最後に嚥下おでこ体操もご紹介します!

一度お試しくださいね☺️

診療530日目、お子さんの5人に1人?!エナメル質形成不全症(MIH)とは?

2024年7月9日

お子さんの5人に1人?!

エナメル質形成不全症(MIH)とは?

こんにちは、椎名町駅えがお歯科です。お久しぶりです!

歯の表面に、白色や茶色をした部分を見かけることがあります。

しかし、全てがむし歯ではありません。歯が生えた直後から見られる生まれつきの変色ということもあります。

「エナメル質形成不全症」といって、歯の表面のエナメル質が生まれつきうまく作られず、

変色や欠けがみられる状態です。乳歯にも永久歯にも見られ、その部分は歯の質が弱くなっています。

軽度の場合は、限局性の変色があるだけですが、重度の場合は、エナメル質の表面に環状のくぼみ、

不規則なクレーターを生じ、エナメル質の大部分が形成されないこともあります。

前歯にできる場合はそこから虫歯になることは少なく、主に見た目の問題になります。

奥歯にできている場合は、そこから虫歯になりやすく虫歯になると大変進行が早いので、

注意深く慎重な診査と予防が大切です。

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では、「エナメル質形成不全症」の原因は何でしょうか?

①全身的な要因
胎児期、つまり母親の妊娠期に何らかの全身的障害(例えば、母体の栄養障害、病気、内分泌異常、

感染、代謝異常、特定薬物の長期継続投与、ホルモン異常、ビタミン不足、など)で歯の形成、

成長が一時的に阻害されることによりエナメル質形成不全が起こります。
エナメル質形成不全が 全身的な原因による時は、1本だけではなく複数の歯に症状が出てくることが多いです。

多くの場合,左右対称に現れると言われています。

②局所的な要因
乳歯に外傷を受けた場合、乳歯のむし歯が大きく長期間化膿状態であった場合、後続する永久歯に

影響が出てエナメル質形成不全がみられる事があります。1~2歯に限局し,左右対称に認められることは少ないです。

「エナメル質形成不全症」は、6歳臼歯(第一大臼歯)と前歯(中切歯、側切歯)によく発症しやすい

と言われています。発症に関してさまざまな要因との関連が疑われているようですが、

どれも確証は得られていないようです。前述したように、奥歯である6歳臼歯の方が脆く、

むし歯になりやすいと言われています。

6歳臼歯は約80年間使うとても大切な歯です。この歯をむし歯にしてしまったら大変です。
6歳臼歯が生えてきたら、早めに歯科医院を受診することをお勧めします。

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ただもし、「エナメル質形成不全症」という診断を受けても悲観することはありません。

適切に予防していけば大丈夫です。

そもそも皆様にはなじみのない言葉であるエナメル質形成不全ですが、

意外と有病率は高く日本で19.8%とおよそ5人に一人の割合で存在するのです。

毎日の適切なブラッシング(ホームケア)と、歯科医院での定期的な高濃度フッ素塗布(プロフェッショナルケア)で

十分に予防可能です。すでに歯が欠けている場合は、むし歯になっていなくてもプラスチックなどをつめて治療することがあります。

また、仮にむし歯になってしまっても、大きく崩れる前に小さな補強をすることで、できるだけ長持ちさせることが重要です。

歯科医院での定期的な検診とメインテナンス、とても大切です。

診療516日目、歯磨きで仕事はかどる?!

2024年6月20日

こんにちは、椎名町駅えがお歯科です。

 

歯磨きで仕事はかどる?
~自律神経に作用、気持ち前向きに~

歯磨きは口腔(こうくう)ケアの基本で、虫歯や歯周病の予防には欠かせない。一方で、自律神経のバランスを整え、前向きな心理状態をもたらす効果があるという。パフォーマンス向上も期待できるとされ、昼休みに磨けば午後の仕事の能率が上がるかもしれない。

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◇口内刺激が効果

厚生労働省が実施した2022年歯科疾患実態調査によると、1日に2回以上歯を磨く人は79.2%。半世紀以上前の1969年には16.9%にすぎなかったが、衛生意識の高まりなどから87年調査で半数を超え、その後も一貫して増加している。磨くとすっきりし、心地良さが得られることが経験的に知られている。

家庭用品大手のライオンは、歯磨き(ブラッシング)が心や体にどう作用するかを検証するため、成人男女20人の参加を得て試験研究を行った。ポイントと位置付けたのは、口腔内への「触覚刺激」が自律神経に及ぼす影響だ。その結果、ブラッシングによる歯茎や頬の内側などへの刺激が交感神経の活動を弱め、リラックス効果が得られることが分かった。心理状態に関しては、活性度、快適度、覚醒度が上がり、簡単な計算問題を課したところ回答数が増えたとしている。

心理状態の評価結果

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杏林大学の古賀良彦名誉教授は「ブラッシングを行うことで副交感神経が優位になり、良い安静状態が得られた」と分析。単に落ち着いているだけだったり、ぐっすり眠ったりといった意味でのリラックスではなく、前向きな心理状態への変化が見られたことを評価する。その上で「まさに心身のリフレッシュ感がもたらされ、頭の回転も良くなった」と話す。

人は視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚の五感を通じて外界から情報を取り入れている。口の中は感覚が非常に鋭敏で、大脳皮質の中の比較的広い領域が関わるとされる。「人にとってはそれだけ重要な場所」(古賀氏)で、口内を触って刺激すると、自律神経を介して体や気持ちの働きを巧みに調節してくれるという。

古賀良彦名誉教授

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◇ストレス対処に有効

同氏が歯磨きに着目するのは、ストレス軽減策として有効と考えられるからだ。日々の生活は疲労、騒音、家族の介護、近隣との付き合い、職場の悩みなど、ストレス要因に事欠かない。うまく対処できないでいるとストレスが蓄積され、心身にさまざまな症状が出てしまう恐れがある。

体にはそうした事態に陥るのを防ぐ機能が備わっている。その一つが交感神経と副交感神経から成る自律神経だ。歯磨きによって自律神経が良い状態になれば、ストレスへの対応力も強まることになる。今回の研究を踏まえ、古賀氏は「従来、ブラッシングは口腔衛生目的で朝と晩に行うことが多かった。昼食後にもブラッシングを行えば、自律神経のバランスが整って午前中に生じたストレスが緩和され、仕事の生産性が向上する可能性がある」とコメントしている。

上述の22年厚労省調査では、歯磨きを1日3回以上する人は28.4%と3割に満たない。ビジネスパーソンに限ると、ライオンの調査では男性で3割台、女性で4割台と比率はやや高まるものの、まだ半数に届いていない。同社オーラルヘルス開発部の武藤美穂さんは「口の中をブラッシングで刺激するとパフォーマンスアップにつながることが見えてきた。歯磨きの新たな側面を伝え、ウェルビーイングな世の中を実現していきたい」と、昼の歯磨きの浸透に意欲を見せている。

診療515日目、大雨注意☔️

2024年6月18日

こんにちは、椎名町駅えがお歯科です。

 

予報通り、昨晩から本日いっぱいまでしっかり雨が降りそうですね。

足元が悪くなりますので、どうぞご無理なさらないでください😌

ただし!すでにご予約を入れてくださってる方は、

日時変更やキャンセルのご連絡をお忘れずにお願いしますね!

雨の中でも嵐の中でも、

スタッフ一同院内でお待ちしております😢

よろしくお願い致します!

初診「個別」相談へのご案内

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