診療251日目、歯に関係するツボ
2023年6月1日
こんにちは、椎名町駅えがお歯科です。
今日は、歯科医院の診療時間外での痛みの対処法のご紹介です。
ただし、その場しのぎでしかありませんので、なるべく早く通院し、
根本治療をお願いします!決して歯科医院に行かなくても治せるといった内容ではありません。
ご自宅でできる対処法でし。
(⚠️いずれも応急処置ですので、翌日には歯科医院に行ってくださいね)
歯痛に効くツボを押す
診察までのお待ちの時間でもできそうな場所ばかりです!
①承漿(しょうしょう)
歯痛と、歯が痛いときの歯ぐきの腫れをやわらげるとされるツボ
場所・・・下唇と顎の間で、中央のくぼんだところ。
押し方・・・歯を噛みしめた状態で親指又は中指で、ギュ〜ッと強めに3〜5秒間、5回ほど押す。
②合谷(ごうこく)
さまざまな症状を癒す万能ツボ。「熱を排出する作用がある」ことから、
歯の炎症をやわらげるといわれる特効ツボ
場所・・・手の人差し指と親指の骨が合流するところからやや人差し指よりにある。
押したとき、痛みや刺激を感じるところを探してください。
押し方・・・やや人差し指側に向けて、少し強めに2〜3分ほど揉み続ける。
③歯痛点(しつうてん)
虫歯や歯槽膿漏に効くと言われるツボ
場所・・・手のひら側と足の裏にあります。手のひらには、中指と薬指の付け根の間にあります。
足の裏には、親指と人差し指の付け根の間の1.5cmくらい下にあります。
押し方・・・やや強めで、少し長めに押します。そして、左右交互に押しましょう。
ツボを押す以外に・・・
●市販もしくは、手持ちの痛み止めを飲む
深夜でも開いてるドラッグストアがあれば、そこで痛み止めを買えるかも知れません。
ただ、薬剤師がその時にいない場合は買えないので注意が必要です。
また、昔薬局で買ったり、歯医者や内科でもらった鎮痛薬があればそれを飲むと良いでしょう。
有名なボルタレン、ロキソニンはもちろん、イブ、バファリンなどが有効です。
また、正露丸を虫歯の穴に詰める方法も賛否はありますが、多少は鎮痛効果はあります。
●痛い箇所を冷やす
冷やすか温めるかは迷うとこだと思いますが、原則はこうです。
炎症が進行中の時は冷やし、回復中の時は温める、ということです。
眠れないくらい歯が痛いわけですから、患部を冷やすのが良いです。
冷やし方は、タオルにくるんだ保冷剤や、それが無ければ氷水で冷やしたタオルなどでほっぺた側からあてて冷やします。
冷やすと、血流が減り、痛みが少しですが軽減する可能性があります。
●夜間救急センターや、歯科医師会の夜間救急外来を利用する
ただ、地域や時間帯によって診療してない時もありますので確認が必要です。