診療425日目、半年に一回をおすすめ
2024年2月9日
こんにちは、椎名町駅えがお歯科です。
スタッフのOさんのワンちゃんが歯石取りに行った
という話で盛り上がりました☺️
画像の写真はサンプルです🐕
ワンちゃんは虫歯にはなりにくいそうなのですが、
歯周病には注意が必要で定期的な歯石取りが理想なのだそうです。
当院は三ヶ月に一度の定期検診を勧めています。
一方ワンちゃんは半年に一度が目安だそうです。
ワンちゃんの歯周病予防、口臭予防にも
ぜひ一度歯石取りをご検討くださいね!
診療424日目、2月1日は「フレイルの日」
2024年2月8日
こんにちは、椎名町駅えがお歯科です。
身体の「フレイル」は口の機能の衰えから
「ガム咀嚼トレーニング」で高齢者の噛む力が向上することが明らかに
2月1日は「フレイルの日」。フレイルとは、病気ではないけれど、加齢によって心身の活力が衰え、放っておけば要介護になるリスクが高い状態のこと。フレイル予防の重要性を多くの人に認識してもらい、健康長寿社会の実現を図ることを目的に制定されたのである。
「身体のフレイルは口の機能の衰え、いわゆるオーラルフレイルから始まるといわれています。オーラルフレイルの状態を放っておくと、栄養状態の悪化や、心身の機能低下を招きやすく、要介護認定や死亡のリスクが2倍以上高まることが報告されているのです」とは、東京医科歯科大学大学院高齢者歯科学分野の水口俊介教授。
①「むし歯や歯周病で歯の数が少なくなった」
②「噛めない食品が増えた」
③「食べ物が飲み込みにくく、むせることが増えた」
④「滑舌が悪くなった」
⑤「食べこぼしが増えた」など、口の機能の些細(ささい)な衰えが老化の始まりを示す重要なサインなのだと言う。
「口の中の健康に関心を持ち、口をしっかり動かす、食事はよく噛む、口の中をしっかりケアする、定期的な歯科検診を受ける、咀嚼(そしゃく)訓練をするなど、意識的なアプローチをすることによって、失われつつある口腔(こうくう)機能の回復が可能であることが分かっています」
1日に3回1回5分
水口教授らの研究グループは、ロッテと共同で「ガム咀嚼トレーニング」による高齢者の口腔機能への影響を検証したところ、1日に3回、1回あたり5分程度ガムを噛むのを2カ月間続けることで、噛む力が有意に向上することを確認。その研究の成果が国際科学誌「ジャーナル・オブ・クリニカルメディスン」に掲載されたのである。
また、高齢者1000人以上を対象に、週に30分以上ガムを噛む習慣のある高齢者とない高齢者の2グループに分けて健康状態を比較した研究では、ガム咀嚼習慣のある高齢者はオーラルフレイルの割合が4割ほど少なく、握力、バランス能力等の身体機能に加え、認知機能に関してもスコアが良いとの結果も報告されている。
「大事なのは、口の機能が衰えないようにしようという意識を持つことです。人とのコミュニケーションや、何らかの社会的な活動をキープすることも大きなポイントです。むし歯の治療など、口の中のケアをした上で、咀嚼トレーニングをすることが重要だと思います」
義歯だから無理だと思っている方には、義歯でも噛めるガムもあるので、それで試してみてはどうだろう。
診療423日目、積雪にご注意を
2024年2月6日
こんにちは、椎名町駅えがお歯科です。
昨日から東京にも雪が降ってきましたね⛄️
珍しさとあまりの寒さに何度も窓の外を見てしまいました。
足元も大変悪くなっております。
ニュースでも無理な外出は控えるように伝えていますね。
定期検診など、お急ぎではない患者様も同じです。
決してご無理をなさらず、日時を変更することも検討くださいね。
よろしくお願い申し上げます。
診療422日目、やっぱりすごいぞ・ハビットプロ!
2024年2月5日
こんにちは、椎名町駅えがお歯科です。
ブログ担当の受付です。
今日はいつもよりもラフなブログにします!
先日、母と旅行に行ってきました。
風邪やコロナがまだまだ増えている最中、
万が一でも体調を崩したくないのでハビットプロを持参して、
宿泊先のホテルで朝晩使いました☺️
寝起きの口の中の粘り気が気になるかも、
乾燥で喉がイガイガするかも、
少し体温が上がりそうかも、
そんな「かも」をスッキリ解決してくれました!
小さいサイズも販売していますので、ぜひ旅のお供にお勧めします✨
診療421日目、こどもの指しゃぶり
2024年1月31日
こんにちは、椎名町駅えがお歯科です。
いつまで? やめさせるには?=気になる子どもの指しゃぶり
指しゃぶりは多くの子どもに見られる。好奇心が芽生える頃には自然に治まるが、
小学生になっても続いて、悩んでしまう親も少なくない。
大野矯正クリニック(横浜市)の大野粛英理事長は「治しやすい4~5歳をめどに指導し、
生え変わる永久歯の歯並びに悪影響を持ち越さないことがポイントです」と話す。
◇歯列に影響も
指しゃぶりには、①乳首を吸うごく自然な動作から生まれる生理的な行為②生活環境などから来る心理的な問題③意味の無い癖―の三つがある。大野理事長は「通常は4~5歳ぐらいで自然とやめますが、心地良い感覚を学習して残ってしまうこともあります」と説明する。最近は小学校に上がっても治らないケースも多く、同クリニックでは11歳での相談も全体の5.9%あるという。
指しゃぶりを続けると、上下の前歯に隙間ができたり、出っ歯になったり、かみ合わせが横にずれる「交差咬合(こうごう)」になったりする恐れがある。「飲み込むときに舌を前歯の隙間から突き出す舌癖や舌足らずな発音、口唇の力が弱いため口をぽかんと開けるといった二次的な弊害も見逃せません」と大野理事長。
◇4~5歳で指導を
大野理事長は歯科の観点から、指しゃぶりは4~5歳をめどに指導することを勧めている。「2~3歳では理解が難しいですが、4~5歳になれば、やめた方がいい理由を理解してくれます」
同クリニックでは、初診時に専用の問診票を幾つか使い、両親と子どもの関係、子どもの性格や生活背景、指しゃぶりを始めた時期などのアンケートを取る。指しゃぶりによる悪影響について説明し、専用のカレンダーを使って、指しゃぶりを我慢できた日にシールを貼っていく。
「2週間続けられたらご褒美をあげるなどの工夫で、子どもに意欲を持たせて自らやめるように導きます」。外で遊ぶ機会を増やし、手や口を使った遊びで関心をそらすなど、生活環境を変える工夫も効果的だ。
指しゃぶりが治ったら、舌癖を治す訓練や口唇周辺の筋肉を鍛える訓練をすると、自然と歯列がきれいになり、永久歯に影響を残しにくいという。
大野理事長は「指しゃぶりは第三者が指導すると効果的と言われ、中には初診時の説明だけでやめられる子もいます。無理にやめさせようとすると別の癖が始まることもあるので、必ず指導を行っている歯科医師に相談してください」と呼び掛けている。
診療420日目、こどもの発音
2024年1月30日
こんにちは、椎名町駅えがお歯科です。
気になるわが子の発音
心配なら言語聴覚士に
さまざまな要因によって発音(構音)が困難になる「構音障害」。言葉自体も発達途上である子どもの場合は、本当に構音障害なのか悩むことも多い。昭和大学歯科病院(東京都大田区)言語聴覚療法室に所属する言語聴覚士の武井良子さんと山田紘子さんに対応方法などを聞いた。
▽待つことも大切
楽しい雰囲気で、たくさんおしゃべり
子どもの構音障害は、手術や先天性の病気などで唇や舌、歯、上顎、下顎といった構音器官の形そのものに問題がある場合と、構音器官に異常はないものの「赤ちゃん言葉」がいつまでもなくならなかったり、特定の音がうまく言えなかったりする場合に分けられる。
子どもの問題には親は深刻になりがちだ。しかし、武井さんは「発達に伴って改善されることが多いので待つことが大事です」と強調する。サ行とザ行、ラ行の発音は習得時期が遅いといわれ、6~7歳になってようやく発音できるようになることも多い。
子どもが間違った発音をしたときの対応も重要だ。「『さかな』を『しゃかな』と発音しても、『さかなでしょ?』と言い直しを強要するような否定的な言い方をするのではなく、『そうね、さかなね』と正しい発音を聴かせるのがこつ」と武井さん。自信を無くすことで話さなくなる子どももいる。子どもに楽しくたくさん話をさせることが一番の練習になる。
ただし、「赤ちゃん言葉」と異なって、発音の癖は自然には改善しないことが多い。山田さんは「舌を横に寄せて発音してしまう『側音化構音』では『キ』が『チ』のように聞こえますが、明らかに違う音に聞こえるわけでもないため見過ごされがちです」と注意を促す。発音の誤りが直らないまま成長して大人になってから病院を受診するケースも多い。
▽食事はよくかんで
発音が不明瞭な子どもは、食べ物の好き嫌いが多かったり、軟らかい物ばかり食べたりしているケースが目立つ。武井さんは「発音と食事のときに使う口の器官は同じなので、しっかりかむことが構音器官の発達につながります」と指摘する。
ただし、構音障害の中には発音だけではなく、言葉の発達自体の遅れが潜んでいることもある。「言葉を覚えるのが遅くて、話した言葉が理解できていないと感じる場合は言語聴覚士が在籍している医療機関や地域の療育センター、保健センターなどに早めに相談してほしい」と武井さんらは呼び掛けている。(メディカルトリビューン=時事)(記事の内容、医師の所属、肩書などは取材当時のものです)
診療419日目、こどものよだれ
2024年1月29日
こんにちは、椎名町駅えがお歯科です。
4歳過ぎても続けば相談を
~子どものよだれ(兵庫県立尼崎総合医療センター 日馬由貴医長)~
赤ちゃんのよだれは口の機能が発達途上にあるためで、一般的には成長とともに治まります。
では、何歳くらいがめどなのか、治まらない場合はどうしたらよいのか―。
兵庫県立尼崎総合医療センター(同県尼崎市)小児科の日馬由貴医長に話を伺いました。
◇口の機能が未発達
唾液には「食べものを滑らかにして飲み込みやすくする」「歯と歯茎を清潔にして、虫歯を防ぐ」
などの働きがある。通常は、唾液を無意識に飲み込んだり、唇を閉じて垂れないようにしたりしている。
しかし、こうした機能が未発達な赤ちゃんや脳や神経などの病気によって低下している子、
病気や薬の副作用で舌や唇が異常な動きをする子では、分泌量そのものは健常児と変わらなくても、唾液が口の外に漏れ出てしまう。
「通常は口の機能の発達に伴いよだれは減っていき、問題になることはありません。
4歳を過ぎてもよだれが続く場合は、病気が原因かもしれないので、医療機関に相談するとよいでしょう」
過剰なよだれが出る病気として、脳性まひ、発達障害などがある。重症度にもよるが、
こうした病気が原因の場合でも、自然に軽快することがある。トレーニングをすると改善が期待できるという。
◇よだれに気付かせる
家庭でできるトレーニングの一つは、子どもに唾液や口の動きを意識させること。
例えば、時折子どもの顔を鏡に映して、よだれでぬれていることを意識させる。
不快だと本人が気付けば、唾液を飲み込むように努めたり、拭こうとしたりするかもしれない。
拭きやすいように、子どもの手首にハンカチを巻いておくのもよい。
唇を閉じていられるように、紙を唇で挟む、ストローで空気を吸うような練習をする、
指をくわえる癖をなくす、といった方法もある。
診療418日目、チーズが虫歯を予防する
2024年1月27日
こんにちは、椎名町駅えがお歯科です。
チーズが虫歯を予防する
食後に食べれば歯の再石灰化を促進
チーズが虫歯を予防する――
こう言うのは、岩手医科大学解剖学講座/盛岡大学栄養科学部の稲葉大輔歯科医師です。
日本ではチーズが口腔内の健康に及ぼす影響についてあまり知られていないが、
欧米ではチーズの虫歯予防効果は常識として知られているという。稲葉医師に話を伺いました。
まずは虫歯のできるメカニズムのおさらいから。
虫歯は、「脱灰」と「再石灰化」のバランスが崩れることで起こります。
まず、食事をすると起こるのが「脱灰」だ。口腔内の細菌が食品の糖類をエサにして酸を産生し、
それが歯のエナメル質と象牙質からカルシウムイオンとリン酸イオンを溶出させます。
その後、食事や間食が終わると、エサの糖類がなくなるので、細菌の酸の産生が終わり、
脱灰が停止。口の中の唾液に含まれるカルシウムイオンとリン酸イオンが脱灰で
溶け出した部分を修復し、虫歯に至らないようにする。これを、「再石灰化」と呼びます。
「ところが、糖類の摂取量が多かったり、頻繁に間食を取っていたりすると、
再石灰化が間に合わず、虫歯が生じます。再石灰化が進むには、唾液の分泌が十分に
行われていることが大前提となります。ただ、唾液内のリン酸イオンは誰でも豊富なのですが、
カルシウムイオンの分量は個人差が大きく、カルシウムイオン量が少ない人では、再石灰化が進みにくいのです」
そこで活躍するのが、チーズ!
チーズは生乳にタンパク質を固める凝乳酵素を加え、生乳内の水分を抜いて作られています。
「そのため、もとの生乳よりも栄養素が大幅に凝縮されています。
ほとんどのチーズで、歯に関係するミネラルであるカルシウム量はもとの生乳の3~10倍、
リン酸は2・8倍も含んでいます。特に、チェダー、パルメザン、エメンタール、ゴーダなどに
代表されるハードチーズやセミハードチーズは、カルシウムとリン酸の量が、非常に多い」
つまりチーズを食べることで、口の中にカルシウムやリン酸が拡散されます。
カルシウムイオンが少ない唾液に対しては、チーズがそれを“補給”する形となり、再石灰化が促進されるという、仕組みです。
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単にカルシウムが多い食材というだけであれば、小魚もカルシウムが多いが――
「カルシウムが多い食材であっても、カルシウムとリン酸の結合が固いと、
唾液中にカルシウムイオンとして出ていきません。まさに小魚では、そう。
一方、チーズはカルシウムとリン酸の結合が緩いので、カルシウムイオンが唾液中に出ていきやすいのです。
カルシウムを豊富に含み、かつ唾液のカルシウムイオン補給に役立つ食品は、チーズが最強です」
種類はお好きなものを召し上がってください。
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歯が溶ける酸蝕症も改善
チーズと虫歯に関する研究報告は複数あります。
たとえば、4週間毎日2回、ショ糖液に歯を漬けて虫歯を起こしやすくした研究で、
チーズ14グラムを噛んでいたグループは、そうでないグループに比べて再石灰化が有意に促進していました。
また、「チーズを毎日4回摂取していたグループは虫歯が改善した」「虫歯の病巣サイズは、
チーズ摂取群で非摂取群のおよそ3分の1だった」という報告もあります。
「チーズの口腔に対する効果は虫歯予防だけではありません。果実やジュース、ソフトドリンク、
食酢は歯が溶ける酸蝕症を引き起こします。しかしチーズを取ることで、それが改善できるのです。
チーズを5分間咀嚼すると、そうでない場合に対し歯の硬度が増したとの研究結果もあります」
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お勧めの利用法としては、
「食事や間食の最後に」
「10~15グラム程度(1・5センチ程度角)のチーズを食べる」。
チーズによってカルシウム量は異なるものの、継続が大事なので、
ナチュラルでもプロセスでも好きなチーズを選べばいいでしょう。
「チーズを食後に食べていれば、多少歯磨きを怠っても、虫歯予防になります」
お酒のつまみも、チーズで決まり!
診療417日目、「BE YOU」
2024年1月26日
こんにちは、椎名町駅えがお歯科です。
昨日はクラプロックスから新しく発売された、
歯磨剤「BE YOU」の勉強会を開いて頂きました!
「BE YOU」あなたのために、
というコンセプトの歯磨きが楽しくなるように作られたそうです。
成分や日常への取り入れ方をご教示頂いたり、
実際に歯磨剤の各フレーバーを味わいました😋
フロイヤーの見本写真と遜色ない、
ビビットなカラフルな歯磨剤でした!
ラメのきらきら感も予想以上でした!✨
日本人に合わせた日本限定フレイバーということで、
どこか懐かしいような、美味しい歯磨剤でした。
歯磨きの後はミントの爽快感が口の中に広がっていました☺️
診療416日目、「歯磨き」は肺炎をどれだけ予防できるのか?
2024年1月25日
こんにちは、椎名町駅えがお歯科です。
「歯磨き」は肺炎をどれだけ予防できるのか?
米国の内科医学誌で報告
がんや心臓病などに次いで、特に高齢者の死亡原因として重要なのが「肺炎」です。
肺炎になると、通常の場合、抗菌剤(抗生物質)が使用されますが、細菌性の肺炎以外には
効果がありませんし、抗菌剤が効きにくい耐性菌が増加している、という問題もあります。
それでは、肺炎の有効な予防法はないのでしょうか?
肺炎は口の中の衛生状態と関連が深いと考えられています。
唾液の分泌が低下すると免疫状態も低下し、口内炎や歯槽膿漏などの細菌感染症の誘因となります。
それが誤嚥などを介して肺炎につながるのです。
それでは、常に口の中を健康に保つことにより、肺炎は予防可能なのでしょうか?
抗菌作用のある洗浄剤を使用した研究などもありますが、あまり明確な予防効果は確認されていません。
昨年の米国医師会関連の内科の医学誌に、シンプルな歯磨きの肺炎予防効果を検証した論文が
掲載されています。入院中の患者を対象とした、これまでの15の臨床試験データを
まとめて解析したところ、毎日歯磨きを行うと、行わない場合と比較して、院内肺炎のリスクが
約3分の1有意に低下し、集中治療室における死亡のリスクも約2割低下していたのです。
この予防効果は、特に人工呼吸器を装着しているような、重症の患者で強く認められました。
歯磨きは簡単な肺炎予防法として、意外に有効な方法であるようです。