診療230日目、歯並びの名前《空隙歯列》
2023年4月28日
こんにちは、椎名町駅えがお歯科です。
本日も歯並びの名前とその特徴を紹介していきます🙋♀️

やっつめは《空隙歯列》です。「くうげきしれつ」と呼びます。
空隙歯列(くうげきしれつ)というのは、歯と歯の間にスキ間が空いている歯並びのことで、
通称「すきっ歯」と呼ばれています。 上の前歯の真ん中にスキ間が空いている場合には、
専門用語で「正中離開(せいちゅうりかい)」というように呼ばれています。
海外では「幸運の歯」として好意的に見られることもありますが、
日本では気にされる方が多い歯並びです。
すきっ歯(空隙歯列)になる原因
骨格要因、歯性要因
- 顎の大きさに対して歯が小さいことで隙間が生まれる矮小歯
- 歯が少ないことで隙間が生まれる先天性欠損
- 歯が多いことで歯並びが乱れ隙間が生まれる過剰歯
顎自体が大きい場合や、顎の大きさに対して歯の幅が小さい場合には空隙歯列となることがあります。
先天欠如や喪失により歯の本数が少ない場合にも起こり、特殊な場合として埋伏している過剰歯が
歯根間に存在する場合にも空隙ができることがあります。
また、噛み合わせが深い場合には咬合力によって前歯に隙間ができることもあります。
軟組織の形態異常
- 上唇小帯(上唇の内側から前歯の真ん中の歯茎を繋ぐヒダ)の発達が前歯まで深く発達していることで隙間になる
舌が大きい場合には、内側からの圧力が強くなり全体に空隙ができる場合があります。
舌小帯が短い場合にも、同様に前歯の内側に力が加わり空隙ができる。
また、上唇小帯の付着異常によって正中に隙間ができることもあります。
口腔習癖、その他習癖
舌においては大きさだけでなく、舌突出癖においても空隙歯列や開咬を呈することがあります。
また、吸指癖においても上顎前歯の唇側傾斜を伴う空隙歯列を呈することがあります。
歯周病
歯周病によって歯を支えている骨が痩せてしまうと、咬合力を歯で負担できなくなります。
その場合には歯間部に隙間が現れることがあります。

すきっ歯(空隙歯列)で起こる問題
- 見た目をコンプレックスに感じる
- 歯に食べ物が詰まりやすく歯周病や虫歯になる原因になる
- 滑舌が悪くなる
- 噛み合わせが悪くなる







